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攻撃力 ページ10

絵心「それはそうと、アンリちゃん用意した?」


絵心が唐突に思い出したように、帝襟に問いかける



帝襟「げっ、嫌なこと思い出させないでくださいよ。」



そうすると、帝襟は嫌そうに顔を歪ませて答える。



「何かあったのかい?」



帝襟「世間にブルーロックの説明をしなきゃいけないんですよ。」



そう。先日急に集められた300人中もう既に25人が脱落している。その子たちが話をしたのか、予定より早くブルーロックについての会見が設けられた。



「絵心くんは...甚くんは行かないの?」



眼鏡の奥から刺さる視線に気づき呼び方を変える。



絵心「俺は、日本がW杯優勝するために雇われただけだから、それ以外のことはする気はない、記者会見なんてもっての外。」



この男本当に世界一のストライカーを生み出す以外の仕事をする気はないらしい



帝襟「ということで私がやるんですけど、はぁ〜」



あからさまなため息をついて落ち込む帝襟にAが話しかける


「大変だね。車があるなら会見の場所まで送ろうか?自分で運転するより少しは楽になるでしょ」



帝襟「いいんですか?!会場でもいてくれるんですか?!」



瞬く間に笑顔になった帝襟からは、わかりやすく目を輝かせている。


「うん。見守っているよ。」


帝襟「頑張ります。なんとか。」


絵心「期待してるよ。あと、先輩手懐けるの早くない?」



「手懐けているつもりはないのだけど・・・まぁ、この顔だからしょうがないんじゃない?」


こちらをみて、ドヤ顔を決めている。本人はふざけて言っているのだろうが顔が良すぎて、洒落になっていない。
しかも今のドヤ顔も少し口角が上がったような顔でこちらを見つめるものだから攻撃力が半端ない。



これが攻撃力だったら、ホゲータがクワッスをワンパンで沈めるくらいの攻撃力と言っても過言ではないくらいだった。



絵心「忘れてたけど、今度からブルーロック内だけじゃなくて、外に出たりするときはこれ顔につけてね。」



そのくだりを終えて、絵心が思い出したように言った言葉と共に渡されたのは、布の片方側に細い紐が付いている。いや、模様的に上か、



上側だけに紐がついている布だった。



絵心「先輩の顔は、良くも悪くも目立つ。それで隠して」



「サングラスじゃだめ?」



絵心「ダメ。」



「意地悪。ねーアンリちゃん。って、アンリちゃん?!生きてる?アンリちゃーん?!」


数分前のドヤにやられていた帝襟だった。

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設定タグ:ブルーロック , 呪術廻戦   
作品ジャンル:アニメ
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よもぎもち(プロフ) - 魑魅魍魎さんコメントありがとうございます!!更新頑張らせていただきます (2023年1月30日 13時) (レス) id: 491271d6f0 (このIDを非表示/違反報告)
魑魅魍魎 - わくわくです!!好きです!!応援してます!頑張って下さい!! (2023年1月30日 8時) (レス) id: 0529b76d34 (このIDを非表示/違反報告)
よもぎもち(プロフ) - 蘆花様!コメントありがとうございます。絵心さんのキャラ崩壊が止まりません。神谷浩二にこのセリフを言ってほしいと思って書いております。あと、誤字の指摘ありがとうございます。確認して直させていただきました。更新これからも頑張らせていただきます (2023年1月25日 22時) (レス) id: 4180e9927d (このIDを非表示/違反報告)
蘆花(プロフ) - おおなんか絵心さんがこういうの嬉しい…笑 ところで絵心さんの6ページぐらいの台詞でどうでもいい嘘つくと思う?のところが誤字っている気がします!今までにない感じで面白いです!更新頑張ってください! (2023年1月25日 21時) (レス) @page7 id: bf60b993eb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:よもぎもち | 作成日時:2023年1月17日 13時

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