天才vs凡人 ページ34
「ルールは簡単だよ。短期決戦にしよう制限時間は15分。より多く点を取ったほうが勝ち。君たちは試合の後だから11vs1でいいよ」
淡々と試合の準備を始めるAにやっとことを理解したのか御影がツッコむ
御影「待てよ、俺達がやるって決まってんのか?」
「いや、自由でいいよ。でも...」
御影の質問に対して答えたあと、近くにあったベンチに座り口元に指先を持っていき嘲笑うような笑みを浮かべて、こちらを見上げる
「たかが自分の世界だけでしか生きられない天才って可哀想」
普段のとはまるで違うような態度に驚きつつもその顔に見惚れているのか、怒って言葉が出ないのかわからないが誰も喋ろうとはしない
「私は凡人だよ。そして君たちは天才かもしれない。でもそれは強さとは比例しない。君がどれだけ天才でも私にはかなわないってこと」
そう断言するAに凪が言い返すように喋る
凪「なんで?なんでそう言い切れるの?」
するとAはあたかも当たり前のように不思議そうな顔をしてこういった。
「え?だって君たち ”頑張ってない” んでしょ私に努力もせず勝てるなんてそれはつけあがりすぎ」
「努力と強さは比例すると思っているし、そうであってほしい。でも才能があるだけじゃ強くはなれない。私は、才能ていうアドバンテージがあるのにそれを無駄にしてるようなやつが嫌い」
「だから、私は君たちが嫌い。その君たちのプライドを折りたいがために今サッカーをしようとしてるんだよ私は」
にっこりと満面の笑みでそういうAに誰もついていけない。
「あれ?わかんなかった?ようするに...」
「努力もしてない、世界も知らない、自分だけの小さな世界でしか生きられないお前たちに私の世界を教えてやるって言ってんの」
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こんなのがあったらいいな〜ってやつ
一次選考説明後 チームXの部屋
絵心「以上だ」
絵心の顔がモニターから消えると、バッッとある男に視線が集まる。
馬狼「あ?なんだよ」
モブ「なんだよって、お前いつも自分のこと ”キング” って言ってんじゃん。」
馬狼「だからなんだよ」
モブ「今の話聞いてなかったのか?お前が "キング" じゃねーのか?」
馬狼「俺がキングだが?」
モブ「あーそうじゃなくて!!!!」
その後一から説明したモブたちであった。
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よもぎもち(プロフ) - 魑魅魍魎さんコメントありがとうございます!!更新頑張らせていただきます (2023年1月30日 13時) (レス) id: 491271d6f0 (このIDを非表示/違反報告)
魑魅魍魎 - わくわくです!!好きです!!応援してます!頑張って下さい!! (2023年1月30日 8時) (レス) id: 0529b76d34 (このIDを非表示/違反報告)
よもぎもち(プロフ) - 蘆花様!コメントありがとうございます。絵心さんのキャラ崩壊が止まりません。神谷浩二にこのセリフを言ってほしいと思って書いております。あと、誤字の指摘ありがとうございます。確認して直させていただきました。更新これからも頑張らせていただきます (2023年1月25日 22時) (レス) id: 4180e9927d (このIDを非表示/違反報告)
蘆花(プロフ) - おおなんか絵心さんがこういうの嬉しい…笑 ところで絵心さんの6ページぐらいの台詞でどうでもいい嘘つくと思う?のところが誤字っている気がします!今までにない感じで面白いです!更新頑張ってください! (2023年1月25日 21時) (レス) @page7 id: bf60b993eb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:よもぎもち | 作成日時:2023年1月17日 13時