２:V ページ2
「で、でも！いくら私のためとはいえ、急にこんなの送られてきたら…」
事前に言ってくれていたら、それなりに心の準備とかしたのに。
「ごめんねー、あ、ちなみに送ったのは男型で、イケメンにしといたから！イケメンの方がいいでしょ〜？」
「やー、ちょっと待っ___ブチッ………切れたし。」
あーーー、なんか頭痛くなってきた…
とりあえず、このロボットがウチに来た訳は分かった。ていうか、ウチの親軽すぎて怖いんだけど。
携帯を置いて、気を取り直してダンボールの前に再び座ってみる。
「えーと、説明書は〜……」
ロボットだと分かれば、もうこわくない。ガサガサと説明書を探せば
「あった、」
ペラペラと読んでみる。なになに………
「ロボットのスイッチは左胸にあります。一度強く押すだけでロボットは作動します。一度押してしまえば切れることはありません____な、なるほど」
説明書の通り、私はロボットの左胸へと手をあてる。
「……」
ちょっとストップ。いくらロボットとはいえども……見た目普通の男の人だからやりずらい汗
でも、押さないと何もはじまらないし…
「…え、えいっっ」
思い切って、私はドン、と強く押した。
反射的に目をつぶる………が、何も起きた気配を感じない。
あれ、私どこか間違えた？
目を開けて、ダンボールを確認する。そこにいるロボットは、目を閉じたままだった。
「えぇ〜、やり直し？？」
嘘でしょー、めっちゃ頑張ったのに……
一回目は失敗に終わっため、もう一度やり直そうと再び手をあてると
___パチ
「……！！」
ロボットの目がパチリ、と開き、ゆっくりと上体が起き上がった。そしてこちらに顔を向け、まるで人間のように
「こんにちは。」
と、微笑んだ。
…え、ほんとにロボット……？
「……すご…」
人間だってこんなきれいな顔の人いない。しかも、動きだって人間そのもの。
全く不自然さを感じない。
そのロボットはゆっくりと立ち上がり、ダンボールから出る。そしてペコリとお辞儀をして
「こんにちは。僕はVです。Aさんの家事のお手伝いをします。何か要望があれば言って下さい。
使用期間は、二ヶ月です。」
「…V…」
こうして 私とロボット V の奇妙な共同生活が始まった。
.
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alexandrite_bbc(プロフ) - 更新楽しみに待っております！(*^ω^*) (2018年1月31日 14時) (
レス) id: 1a1f2fe310 (このIDを非表示/違反報告)
MAICIMU☆ - チョントッキさん！今回の作品は、なんか新しい感じがします！あっ、妄想してたら現れたと、バイト先のジョングクを、拝見させて頂きました！！！どれも凄く面白くて、ビックリしました！(笑)(笑)更新頑張って下さい！ファイティン(*n´ω`n*) (2017年12月14日 2時) (レス) id: 82be0f1fe8 (このIDを非表示/違反報告)
みずき(プロフ) - おかえりなさい！そして、おつかれさまでした（；＿；）合格、おめでとうございます！！受験の疲れをゆっくり取ってください！更新もお待ちしております（＾Ｏ＾） (2017年3月23日 1時) (レス) id: ac2f26e2b8 (このIDを非表示/違反報告)
チョントッキ。 - じーててさん» わああ(TT)ありがとうございます！正直、忘れられてる絶対…と思っていたので、コメントすごく嬉しいです！また少しずつにはなるかもしれませんが更新頑張っていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします！ (2017年3月20日 15時) (レス) id: ff45c55bba (このIDを非表示/違反報告)
チョントッキ。 - みずきさん» お返事遅くなってしまい、申し訳ありません！無事合格することができました(･_･、)これから頑張っていきたいと思います！ (2017年3月20日 15時) (レス) id: ff45c55bba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チョントッキ。 x他1人 | 作成日時：2016年12月24日 16時
