あなたは人狼ですか？( 'ω'o[工事終わってなかったーー]o

#4 ページ8

(がちゃ…


その部屋の扉を開くと、自分の予想を遥かに上回る人数がそこにいた。





そのほとんどが自分の知り合いであることに気付いたとき、脳裏を嫌な考えが掠める。








入ってきた俺たちの、名前を誰かが呼ぶ。






「凜さん！…うぅ、凜さんも巻き込まれてたんですね…、っでも！ご主人以外に頼れる人が居て安心です！！」



そう言って腰元にがばーっと抱きついてきた青色の髪の少女……っ、て。





凜「…え、その声、喋り方…もしかしてエネちゃん！？え、なんか違う！待って、質量がある！！なに！？」

エネ「いっやぁ…ぶっちゃけ私にもよくわからないんですけどね？なんか…人に戻っちゃったみたい？なんですよー」

凜「え…でも、貴音ちゃん…じゃない、し」

エネ「なんか、…深く考えない方がいいですよ！多分！」




そう言って、現実世界に飛び出してきた電脳少女、エネは「ね？」と可愛らしく小首を傾げて俺の顔を見る。





同じように翔陽は田中龍之助と西谷夕

テツヤは黄瀬涼汰と、それぞれ話していた。








その後、遅れてやってきたやつらも集まり、全員で人数を確認したところ、全部で50人で。






澤村「…面識のない奴もいるな…この状況でゲームをするのは大変じゃないか？」



大地さんの正論。

それにすぐ、スガさんが解決策を示した。


菅原「じゃあ、全員自己紹介しよっか、とりあえず。」



スガさんは言葉の最後に、「夜までにはまだ時間があるし」と言ったが、俺はそれを頭から追い出すように集中して自己紹介をきいた。

#5→←#3

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す