あなたは人狼ですか？( 'ω'o[工事終わってなかったーー]o

#2 ページ6

そこにはとんでもないことが記されていた。




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夏木 凛さま



貴方にはこれから、とあるゲームに参加していただきます。


その名は〝リアル人狼ゲーム〟。


といってもルールは普通の人狼ゲームと同じです。


ただ一点…実際にプレイヤーの皆様の生命が掛かっていることを除いては。





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ここまで読んで自分で読んでいる内容を飲み込みきれずに1度顔を上げる。




どういうことだ…？人命がかかった、人狼ゲーム、って……、




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とどのつまり平たく言いますと、このゲーム中

・人狼に噛まれたり
・処刑されたり
・呪殺されたり

すれば、あなた方は«普通»に、«本当»に、«死»にます。

それを避けるため、あるいは出来るだけ無駄な犠牲を避けるなど、それぞれ自分の目的や役目を果たすというのがこの〝リアル人狼ゲーム〟の概要です。






このゲームの勝者は晴れてここから出ることが出来ます。それまではここから出ることは決して出来ません。




……それでは、この楽しいゲームを存分にお楽しみくださいませ。




管理人



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最後までスクロールしきると、よく安いゲームで使われているようなRPG風の効果音と同時にプレゼントボックスが画面に表示される。



最大限に警戒しつつも、
の面をタッチすると、GET !というポップな文字とともに

・あなたの役職

・人狼ゲームルールブック

・リアル人狼ゲームルールブック

・初心者でもわかる！簡単！人狼ゲーム役職別立ち回り

・館内地図

・連絡ツール

と表示された。



その後の画面はよくあるデフォルトの風景のような壁紙のホーム。そこに先ほどゲット、したと思しきもののアイコンが並んでいる。



呆気に取られながらも、次第にことの重大さを飲み下した俺は、一体どんな顔色をしているのだろうか。





そんな思考の後、ぴこ、と電子音。

画面を見るとこれもまた見慣れたポップアップ表示に送られてきた文面を確認する。


凛「これ完全にラインだよな…って、は」



孤爪研磨じゃあ、大ホールに集まろ




俺の幼なじみが発言したのは50人ほどが所属しているグループ。そしてそこでは、このゲームの参加者たちが大ホールに集まることが、たった今決まった所だった

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