あなたは人狼ですか？( 'ω'o[工事終わってなかったーー]o

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─side松華─


突然、という表現はおそらく間違っている。


凛の幼なじみ…孤爪君が今しがた、怪しく思った人物を指摘しよう、と提案したところなのだから、それに関する意見が上がるのは至極当然なこと。


…なのだけど。


きっと疑われた彼をよく知る人たちや、そして彼にとっては、正に寝耳に水、というような。





そんな疑いが、日向翔陽君に掛けられた。









そして、周囲を驚かせた理由はもう一つあるようで。


彼を疑うと発言した青年。




彼と同じ黒いジャージを着ている。




そう、彼は彼の仲間、なのだ。

の、はずなのだ。







衝撃を飲み込めないまま、反射的に立ち上がって言葉を紡ぐのは、これもまた彼らと同じ黒を身に纏った私の友人。






凛「ちょっと待てよ……！日向が怪しいって、それ」



信じられない、といいたいのだろう、その浅葱色の瞳は、自らの後輩を見つめていた。




孤爪「…凛、影山の話、聞いてから。」

凛「───、」









…嵐の前の静けさが、猜疑心を研ぎ澄まさせた。






そして、凛の後輩、影山飛雄は語り出した。

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