あなたは人狼ですか？( 'ω'o[工事終わってなかったーー]o

#24 ページ28

─side凛─

…


かちゃ、かちゃ、と食器を片付ける音が次第に疎らになり、
やがて広い食堂はしんと静まりかえった。








─────

素敵な素敵な机上のコロシアイ。

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そして、始まる

それぞれの生き残りを賭けた討論が。





…







菅原「じゃあ、…始めよっか。…とりあえず能力者ＣＯでもする？」


相田「！それはやめた方がいいと思うわ」

木兎「ん？なんでだ？？能力者とかちょーカッケェじゃん、早く言いたくねぇの？？」

赤葦「…木兎さん人狼ゲームやったことないんですか…。能力者っていうのは真っ先に人狼に狙われるんです。それをこんな人命が懸かってる状態でやすやすと言うわけにはいかないでしょう」

及川「んーでも、ＣＯしちゃって狩人さんに守って貰うのもありじゃないの？
今回狩人２人居るんでしょ？ならもし…如月モモちゃん…、彼女が狩人だったとしても、占い師とか守れると思うけど」

凛「…そうっすね。
でも今回は占い師以外にも、守らなきゃなんない人が居るでしょ」

及川「…わかってるよ、女王様が第一だよね」





(女王が死んだら、“人”はみんな死んでしまう。

だから狩人には、彼女を守って貰わなきゃならない。

…つまり、今能力者ＣＯするのは危険ってことで)





トド松「えっとー…じゃあ今回はとりあえずＣＯナシってこと？じゃあほかの方法で吊る人決めなきゃじゃん」

菅原「そういうことにな…りますね」

トド松「あー、敬語じゃなくていいよ？…それよりさぁ、今回手がかりなしでしょ？適当吊りするの？それはちょっと…酷くない？」

セト「酷い、なんて話じゃないっすよ…、」



…今朝のモモちゃんので、メカクシ団員はかなり参っている様子だ。

ここにいるほかの奴らよりも、俺たちはこのゲームのすぐ側にある“死”を実感している。




セトの発言でしんとなった空間。

そこに、聞き慣れた声が控えめに響いた。




孤爪「…じゃあ…今までの時間で…怪しいと思った人が居たら言ってみるっていうのは…どう」

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