�� 先生方の尽力 ページ8
＊
あいつが塾にやってきたのは、
合格発表の次の日、
火曜日の昼のことだった。
ガシャ、
平日はまだ授業のない時間帯に開いた扉に
俺もヒョンもナムジュンも一瞬動きを止めて、入ってきた人影に目を向けた。
開いた扉から、顔を覗かせたのは
「あ…、…こんにちは、」
少し遠慮がちに頭を下げた、ジョングクだった。
「ジョングクくん！よく来たね〜」
「あ、はい。あ、俺、受かりました」
「あ、そうなの！？うわ〜よかった。おめでとう！」
「…ありがとうございます」
ソクジニヒョンにそう言って、
ふにゃっと笑うジョングク。
おー、受かったのか。
まあ、受かるとは思ってたけど。
「…ジョングク、」
「あ、ユンギヒョン」
「よくやったな。お疲れ」
「…ありがとうございます。
面接官の人、ヒョンより優しかったです」
「俺だって優しかっただろーが」
コン、と頭を小突くと、
なぜかんへ、と笑う。
何こいつ…かわいい(エッ)
「いや〜よかったよかった。昨日来ないからちょっと心配してたんだよ」
「え、あー…すいません。
…火曜日に来ようと思ってて、」
「レギュラーの曜日だったから？」
「あー…、えっと、」
ナムジュンの質問に、一瞬うつむいて頭を掻く。
そんな様子を3人で見つめていると、
「…あの、
塾って、何時に閉まりますか」
と、
少しずれた質問が返ってきた。
…閉まる時間？
「あー…うーん、何時に閉めるかは決まってないけど…どうして？」
ヒョンがそう尋ねると、
いや…とまた口籠る。
「…Aちゃん、待ってんの？」
何となく、思ったことを口にしてみたら。
どうやら正解だったらしく、ばっと顔を上げたジョングク。
俺の言葉に、ヒョンもナムジュンも、あ〜、と納得の声を漏らした。
はっは〜ん、なるほどねぇ。
やっとこの日が来たか、そうかいそうかい。
はー…長かった。(首ガシガシ)
いったい、何ヶ月だ？
6月の後半からだから…7ヶ月？
はぁ…まじで歯痒かったわ、こいつら
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ももたろう - このグクがいっちばん好きです。可愛い時期も、生意気な時期も全部好きです(*^_^*)今まで更新お疲れ様でした！これからも素敵なお話を期待してます♪ (2016年8月1日 22時) (
レス) id: cecc1bba60 (このIDを非表示/違反報告)
松田(プロフ) - 今までほんとに見ていて楽しかったです!お疲れ様でした! (2016年4月20日 3時) (レス) id: 389b0c5278 (このIDを非表示/違反報告)
チニョン(プロフ) - 時間外恋愛 もう本当に最高でした！！°°・(＞_＜)・°°キュンキュンが止まりませんでした〜！こんな素敵な作品を書けちゃう作者様尊敬です！！°°・(＞_＜)・°° (2016年4月19日 19時) (レス) id: 7020438c44 (このIDを非表示/違反報告)
月野(プロフ) - 時間外恋愛大好きです(T_T)瑠良さん、素敵なお話をありがとうございました(泣) (2016年4月19日 4時) (レス) id: e6c8cdcbc8 (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - あぁーーーーキュン死にしそう！！！このグク大好物です(笑)瑠良さん最高ーーー(///∇///) (2016年4月7日 3時) (レス) id: 70ca1651aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠良
| 作成日時：2016年3月19日 0時
