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どき、
呼ばれ慣れないその言葉をかたどるジョングクくんの声と、それと同時に首元にかかった、熱い吐息に
心臓が跳ねるような、そんな感じがした。
どくどく、
肩からジョングクくんに伝わるんじゃないかと思うくらい、身体中に鼓動が広がる。
ひとまずその鼓動を抑えるために、
ふぅ、とゆっくり息を吐くと
ジョングクくんは少し頭を動かして、
私の肩に耳を押し当てたまま、ちらりと私を見上げた。
うっ…、
上目遣い……っ(ごくり)
「…いい、ですか？」
「え？」
「……ぬな、って呼んでも」
相変わらず、くりくりキラキラハイライトなその瞳に見つめられながら、そう尋ねられたら。
「…うん、」
…頷くことしか、出来ませんよねぇ…(プシュゥ…)
「……ぬな」
「…はい、」
「……あー…、」
向かい合って座る彼は、また私の肩におでこをくっつけて、そのまま私の腰に手を回して、自分の方に私の体を引き寄せる。
ぎゅっと私の服を掴んで、
恥ずかしかったのか、ちょっと鼻を擦って
そんな仕草が、無性に愛おしく思えて
ふわふわ、その黒髪を両手で撫でた。
ふわふわ、ふわふわ
しばらくそのまま、
彼の頭を撫でていると。
「…Aさんは、変えないの？」
ふと顔を上げたジョングクくんは、
そう言って少し首を傾げた。
「……何を？」
「俺の呼び方」
呼び方？？
たとえば…何？
………呼び捨て、とか？
「……ジョングク、」
…試しにぽつりと呟いてみたは、いいものの。
……うぁ、
なんだ、これ、
じわじわ、じわじわ。
…恥ずかしい！！！
「………………くん………」ボソ
ぷしゅー…
体から風船の空気みたいに力が抜けて、そのまま倒れこむように、目の前のジョングクくんの肩におでこをくっつけた。
よ、呼び捨てって、
こ、こんな恥ずかしいもん…？？？
「…ぶっ」
ひとり悶える私に、
上から聞こえるそんな声。
…笑ったな、こんにゃろ。
「…笑わないでよ」
顔を上げてきっと睨むと、
ふにゃりとその大きな目を細める。
「すいません。…かわいくて」
ぐっ…、
あぁ、この子…、
本気で、心臓に悪い…(死)
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ももたろう - このグクがいっちばん好きです。可愛い時期も、生意気な時期も全部好きです(*^_^*)今まで更新お疲れ様でした！これからも素敵なお話を期待してます♪ (2016年8月1日 22時) (
レス) id: cecc1bba60 (このIDを非表示/違反報告)
松田(プロフ) - 今までほんとに見ていて楽しかったです!お疲れ様でした! (2016年4月20日 3時) (レス) id: 389b0c5278 (このIDを非表示/違反報告)
チニョン(プロフ) - 時間外恋愛 もう本当に最高でした！！°°・(＞_＜)・°°キュンキュンが止まりませんでした〜！こんな素敵な作品を書けちゃう作者様尊敬です！！°°・(＞_＜)・°° (2016年4月19日 19時) (レス) id: 7020438c44 (このIDを非表示/違反報告)
月野(プロフ) - 時間外恋愛大好きです(T_T)瑠良さん、素敵なお話をありがとうございました(泣) (2016年4月19日 4時) (レス) id: e6c8cdcbc8 (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - あぁーーーーキュン死にしそう！！！このグク大好物です(笑)瑠良さん最高ーーー(///∇///) (2016年4月7日 3時) (レス) id: 70ca1651aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠良
| 作成日時：2016年3月19日 0時
