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＊ ＊ ＊
「……あの、Aさん、」
「…はい、」
「本当に、すいませんでした………」
その、翌朝。
ソファに座る私の隣に正座して、
深々と頭を下げるチョンジョングクくん(20)。
…どうやら、昨日の記憶はちゃんとあるらしく
起きた瞬間、全身から血の気が引いたらしい。
「本当に、ごめんなさい、俺…あー…まじで…」
ぐしゃぐしゃ、
ソファに顔を埋めて、
そのまま髪の毛を掻き乱す。
…そんなに反省しなくても。
「…もういいよ、てか私、怒ってないし」
「………………、」
…まあ、
確かに昨日は死にそうだったけども。
あの後もやっと寝返り打ったかと思ったらぐいっとソファと私の間に入り込んできて、まさかの私が床に押し出されたけども。
だいぶ酔ってたみたいだし、
結局のところ何もなかったし。
…仕方ないよ、今回は。うん。
私がそう言っても、
なかなか顔を上げないジョングクくん。
ジョングクくん、ともう一度呼びかけると
後悔に苛まれた顔をしながら、ようやく頭を上げた。
「…お酒、もう飲みません」
「……いや、飲んでもいいよ。それも付き合いだし」
「…………、」
「今回のを活かして、ほどほどにね」
「…(こくん)」
小さく頷いて、はぁ、とため息をついて。
ジョングクくんはそっと、私の手に触れ、ゆるく指を絡めた。
しばらく続く沈黙。
うつむいたままの彼。
視界でわずかに揺れる黒髪を、じっと見つめていると。
「…昨日、俺、
……Aさんのこと、なんて呼んでましたか」
ぼそりと、でも、確かに
うつむいたまま、そう尋ねるジョングクくん。
「…それは、覚えてないの？」
「………。」
質問で返すと、口をつぐんで
ふと、絡んでいた指先が離れる。
それからゆっくりと体を私の方に倒すと、
こてん、と、私の肩に頭をのせた。
「…ぬな、」
.
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ももたろう - このグクがいっちばん好きです。可愛い時期も、生意気な時期も全部好きです(*^_^*)今まで更新お疲れ様でした！これからも素敵なお話を期待してます♪ (2016年8月1日 22時) (
レス) id: cecc1bba60 (このIDを非表示/違反報告)
松田(プロフ) - 今までほんとに見ていて楽しかったです!お疲れ様でした! (2016年4月20日 3時) (レス) id: 389b0c5278 (このIDを非表示/違反報告)
チニョン(プロフ) - 時間外恋愛 もう本当に最高でした！！°°・(＞_＜)・°°キュンキュンが止まりませんでした〜！こんな素敵な作品を書けちゃう作者様尊敬です！！°°・(＞_＜)・°° (2016年4月19日 19時) (レス) id: 7020438c44 (このIDを非表示/違反報告)
月野(プロフ) - 時間外恋愛大好きです(T_T)瑠良さん、素敵なお話をありがとうございました(泣) (2016年4月19日 4時) (レス) id: e6c8cdcbc8 (このIDを非表示/違反報告)
みるく(プロフ) - あぁーーーーキュン死にしそう！！！このグク大好物です(笑)瑠良さん最高ーーー(///∇///) (2016年4月7日 3時) (レス) id: 70ca1651aa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠良
| 作成日時：2016年3月19日 0時
