5 ページ5
「Aさん！」
「あ、うんゴメン、どうかした？」
「オーナーからでメランさんに適当に持って行かせるからって」
「了解」
メランオンニはフリーのフラワーコーディネーターで何かある時はお願いしてる。
確かに今夜の団体は個々でも今度に繋がりそうだからな、笑。さすがだね。
って！感心してる場合じゃなかった！！
・
・
仕込みもセッティングも終わって一安心。
そんなに大きい店ではない。
従業員は自分も含め５人。
「今夜はよろしくお願いします」って少し早めの楽しい夕食
この店を始める時に立地以外は店のイメージも内装も人選も任せてもらった。
だから何も言うことはない。
オーナーを含め６人で少しずつ頑張ってきた。
その甲斐あって最近は客足が途絶えないくらいにはなって上手く行ってるんだと思う、、笑。
寿司職人になりたての頃には悔しい思いもたくさんした
何より悔しかったのは『女は』とか、『女だから』とか、女性ってことで妨害された事
男も女も関係ないって思っていても実際はやっぱり違うし、ありとあらゆる差別があることも確か・・・悲しいけどね。
でもそんなこと言っててもしょうがいないし、聞く気も従う気もないから
黙ったままややるべきことをして認めさせればいいだけ。
そう思ってやってきて、やっと認めてもらいだしたって感じ・・・
時間と共に人数が揃ってゆく。
半数は見たことがある顔なので気持ちは軽い。
残るは５席。
開始15分前にぞろぞろと入店した5人
「いらっしゃいませ」
「おじゃまします」
最後に入店してきたぐーちゃん・・・
え？
安定にニコニコしてるけど、、、え？
驚く私にニコニコペコリってしながら一番端の席に着く。
と、同時に会食の挨拶をする主催のソンさんの声が聞こえた。
そこからは余計な事は考えていられないくらいに忙しくても有意義で最高に楽しい時間
それでも目がいってしまうのは
隣に満面の笑みを向けながらかいがいしく世話をやくぐーちゃん・・・
たまに目が合って慌てて視線をそらす・・・
ぐーちゃんが笑顔を向ける先に見える顔
オンちゃんの店にいる時に何度が見かけたことがある。
ん、、ふたり仲良さそうに並んで歩く姿を・・・
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 219人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
myu(プロフ) - わ！ミカンさんだ( *´艸｀)こんばんわ。そうでしたね〜そう言えば(笑)ホント何年越しだろう…7.8ﾈﾝ？うわぁぁｺﾞﾒﾝﾈ。ﾒｯｾｰｼﾞもありがとうです。ぐーちゃんね(笑)楽しんでね♪お顔見せてくれありがとう〜 (1月17日 1時) (
レス) id: 62e9b7a12b (このIDを非表示/違反報告)
ミカン - myuさんこんばんわ。お久しぶりで覗いてみたら！やっとバンタンだ！wwずーっとお願いしてたのにウンって言ってくれなかったからww何年越しだろwメッセも送ってしまったwwぐーちゃん今後も楽しみにしてますね！ (1月16日 18時) (レス) id: 95a86051a4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：myu
| 作成日時：2024年1月16日 4時
