32 ページ32
「お待たせ」
JK「ん。」
「ついて行くから」
JK「ん、わかった」
ツーリングなんて久しぶり・・・
こうやって後ろからついて行くのが好きだった
楽しそうな後ろ姿を見ながら走るのが好きだった
身体全体で感じるこの感じ・・・
風と音と匂いを感じながら走っていると何もかもがあの頃に戻ったみたい・・・
そう感じてしまったのはここに来る道のりだったから
バイクを降りたジョングクさんが歩いてくるのが見えるけど
JK「Aちゃん着いたよ」
なんどもうなずいたけど外せそうにないヘルメット
JK「Aちゃん？大丈夫？」
バイクに乗ったまま大きく何度も深呼吸をしてエンジンを止めた
「どうかしたの？」って心配そうに近づくジョングクさん
JK「体調悪い？病院行く？」
「ごめんね。大丈夫なんでもないから、誰かの？」
JK「あ、うん。ヒョンの大切な人が眠ってる」
「ぁ、、」
JK「ふふ笑、そんな顔しないでよ。ヒョンは連れて来てくれないからいつも１人で来るんだけど話さないで連れて来てオレの方こそごめんね」
「うんん、それはいいんだけど、でもどうして？ひとりでも来るの？」
JK「ん、、、どうしてかな笑、」
「・・・・」
JK「いまでもヒョンが大切に想ってる人だから、、かな笑、」
微笑んだジョングクさん
「お花買ってこようか？」
JK「うんん、そう言うのいらない。ヒョンにもバレちゃうしね。いつも手ぶら笑、手合わせるだけだから。ありがとう」
「うんん」
JK「後で少し散歩しない？ここ公園にもなっていてすごく広くて景色もいいから気持ちが良いんだよ笑、」
うん、知ってる・・・
JK「どうかした？やっぱり体調悪い？」
「うんん、いこ、あ、ごめん」
思わず掴んでしまったジョングクさんの袖先
慌てて引っ込めた手に「行こっか」ニコって笑ってくれたジョングクさん
ジョングクさんのガラス玉みたいなキラキラした瞳を真正面から受け止めてしまうと
自分がとっても惨めになる時がある
透き通ったキレイな瞳が屈託なく微笑むから・・・
自分に少しも残っていないだろう真っすぐな純粋な心
・・・・
・・・
・
JK「着いた、ここ」
「セボムさん」
JK「ん、ヒョンの奥さん」
ぇ?
「ｵｸｻﾝ？」
JK「うん」
ジョングクさんの顔をジッと見てしまう
・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 219人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
myu(プロフ) - わ！ミカンさんだ( *´艸｀)こんばんわ。そうでしたね〜そう言えば(笑)ホント何年越しだろう…7.8ﾈﾝ？うわぁぁｺﾞﾒﾝﾈ。ﾒｯｾｰｼﾞもありがとうです。ぐーちゃんね(笑)楽しんでね♪お顔見せてくれありがとう〜 (1月17日 1時) (
レス) id: 62e9b7a12b (このIDを非表示/違反報告)
ミカン - myuさんこんばんわ。お久しぶりで覗いてみたら！やっとバンタンだ！wwずーっとお願いしてたのにウンって言ってくれなかったからww何年越しだろwメッセも送ってしまったwwぐーちゃん今後も楽しみにしてますね！ (1月16日 18時) (レス) id: 95a86051a4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：myu
| 作成日時：2024年1月16日 4時
