反日なのにどうして

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『 さいてー… 』ﾎﾞｿｯ



JM ｢ごめんなさい。本当にごめんなさい…！｣




そう言って90度まで頭を下げて言うジミンさん。




『 …いくらでもマネージャーさんとか、社長さんに言えるんですよ？あなたたちが行った行為。』



JM ｢ねぇっ…それだけはやめて。お願い｣




こういうときばっか。

こういう時に限ってこういうこと言う。


被害者ぶってる的な。




『 言いましょうか？もうあなたたち終わりですよ。』




あー、私今頑張ってる。



こんなこと普段言えないから今まで溜まってたもの全部言えてる。




でも私こういう柄じゃないんだよな…




JM ｢どうしたら言わないっ？？教えて。｣



『 はい？笑わせないでください。 』



JM ｢…え？｣



『 どうしたら言わないってなんですか。さんざんいじめてきたくせにそういう時ばっか。』



JM ｢… ｣



『 なんならもう私に関わらないでください。さようなら。』



そう言って私は屋上をあとにした。


ジョングクさんが待っているにもかかわらず私は声もかけずに歩いた。



JK ｢ちょっ、Aさん待って… ｣




案の定呼び止められた。




『 なんですか？』



JK ｢ジミニヒョンのこと許してくれた…？｣



『 許すも何もそういう問題じゃないと思いますけど』

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