Ｎｏ．７９ ページ29
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一歩一歩近づいてくるグクに恐怖を感じながらも立ち向かう。
立ち向かわなきゃダメなんだよ。
「……何もわかってないのはグクの方だよ」
JK「ヌナっていつから俺に口答えできるようになったの？」
「…私だって、ずっと我慢してた。だけどもう限界だよ、私には無理っ…」
JK「何が無理なの？ヌナのことをこんなにも愛してるのは世界中どこ探したって俺しかいないよ？」
「だから、それが無理なんだって…！グクの愛が重いの、怖いのっ！！こうなってから、幸せを感じたことなんて一ミリも無いよ………」
JK「……………はあ？」
グクの表情がどんどん曇っていく。
今まで見たことないくらいに怒りに満ちあふれていた。
だけどもう引き下がれない。
「今のグクを心から愛せない。好きになれない。昔のグクが好きだったのに、どうしてここまで変わっちゃったの、？」
JK「それはヌナが1番わかってんだろ。ヌナのせいだよ。」
「……グクは間違ってる。私のことが好きなんじゃなくて、自分の言うことを素直に聞いてくれる私が好きなんだよ。優越感に浸ってるだけ。」
JK「そうだとしたら何？ヌナを愛してることに変わりはないよ」
「だったら、傷つけるのは私だけにしてよ……私の周りの人にまで手を出さないで。殺すとか、そんな簡単に言わないで…」
JK「それがヌナの望み？」
「うん、」
JK「わかった。じゃあ俺の望みも聞いてくれる？」
さっきまで怒っていたグクは、私の望みをあっさりと受け入れた。
JK「俺の望みはぁ、」
「っ……！？」
ベッドに強く押さえつけられ体はグクの両足に挟まれた。
JK「俺との子供、産んでよ」
「……っは、」
JK「それが嫌なら、あいつらを殺すよ？」
「バカ言わないで……」
JK「ひひっ、じゃあ子供作ろう？」
「ね、やめてっ…！やだ、！」
JK「殺していいの？嫌だよね？ヌナの大好きな友達がまたいなくなっちゃうなんて嫌だよねぇ？」
グクの言葉に、狂った表情に、抵抗する力を失っていく。
だってもう誰も失いたくないよ……
JK「いい子だ、ヌナっ…」
「いやぁっ…、っ…」
ただただ涙が溢れた。
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みかちょ - この続編楽しみにしてたのであった瞬間嬉しくて叫びました！ (2019年3月20日 21時) (
レス) id: a62675aae7 (このIDを非表示/違反報告)
さとわ(プロフ) - みいさん» 本当に面白かったです！是非読みたいです。これからも更新頑張ってください！ (2018年2月22日 12時) (レス) id: 6335840a89 (このIDを非表示/違反報告)
みい(プロフ) - さとわさん» 最後まで読んでいただきありがとうございます！！番外編を書こうか迷っていたので参考になりました！その時はまたよろしくお願いしますっ！ (2018年2月22日 11時) (レス) id: 0ecfe4b90f (このIDを非表示/違反報告)
さとわ(プロフ) - 完結お疲れ様です！本当に最後まで楽しかったです！もし出来れば、anotherstoryも見てみたいです！本当に勝手なお願いですが本当に読んでみたいです！ (2018年2月20日 21時) (レス) id: 6335840a89 (このIDを非表示/違反報告)
ユキヨ(プロフ) - 了解です！！楽しみにまってます！！新作頑張ってください！ (2017年10月29日 19時) (レス) id: b4c8654034 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みい
| 作成日時：2017年5月28日 14時
