Ｎｏ．７２ ページ22
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「なにもされてないよ……？」
YR「嘘だよ……おかしいよ、こんなの…」
「おかしいって、？」
YR「学校に来ないのも、サークル辞めたのも、ジミンやテテに関わらないでって言ったのも。全部ジョングク君が関わってるんじゃないの？」
全部その通りだよ。
そう言えたら楽なのに。
今なら全て話して逃げ出すことも出来るのに、なんでそれができない？
だって、あのグクだよ……？
そんな簡単に、私がいつでも逃げ出せるような状況を作るはずがない。
きっと私を試してるんだ。
だから逃げ出す事ができない。
必ずグクに見つかるのは分かってるから。
「ユリン、心配かけてごめんね。だけど大丈夫だから」
YR「私には、話せない？二人には秘密にするから」
「本当に大丈夫だから」
YR「A…」
「いつか、全部話せる日が来るから……その時まで待っててほしい」
YR「……わかった、待ってるね」
いつになるかわからないけど、自分の力でここを出て行くから。
きちんとグクとの関係を終わらせるから。
だから、それまで待っててね。
ガチャン
JK「ただいま〜〜」
「あ、帰ってきた」
YR「じゃあ私は帰るね」
「うん、気をつけてね」
YR「ジョングク君突然ごめんね！お邪魔しましたっ」
JK「はーいっ」
静かに閉まるドア。
JK「ご飯作るから、待ってて」
「あ、うん。…これ解いててもいい？」
JK「勉強するの？笑」
「久しぶりに頭働かせたくて」
JK「変なヌナ。出来たら呼ぶね」
「ありがとう」
寝室に戻って貰ったプリントを読む。
ぎっしりとユリンの字で重要な部分が書かれていた。
「こんなに沢山………」
そういえば、プリントしっかり見るように言われたな……
何か書いてあるのかな？
「………これ…」
ユリンの綺麗な字の中に紛れていた、少し乱雑な字。
テテとジミンの字だ………。
"いつでも待ってるからな！ テテ"
"Aには俺たちがいるから。 ジミン"
「っ……」
ポタ、ポタ、と涙が紙に染みていく。
2人の優しさが胸に響いた。
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みかちょ - この続編楽しみにしてたのであった瞬間嬉しくて叫びました！ (2019年3月20日 21時) (
レス) id: a62675aae7 (このIDを非表示/違反報告)
さとわ(プロフ) - みいさん» 本当に面白かったです！是非読みたいです。これからも更新頑張ってください！ (2018年2月22日 12時) (レス) id: 6335840a89 (このIDを非表示/違反報告)
みい(プロフ) - さとわさん» 最後まで読んでいただきありがとうございます！！番外編を書こうか迷っていたので参考になりました！その時はまたよろしくお願いしますっ！ (2018年2月22日 11時) (レス) id: 0ecfe4b90f (このIDを非表示/違反報告)
さとわ(プロフ) - 完結お疲れ様です！本当に最後まで楽しかったです！もし出来れば、anotherstoryも見てみたいです！本当に勝手なお願いですが本当に読んでみたいです！ (2018年2月20日 21時) (レス) id: 6335840a89 (このIDを非表示/違反報告)
ユキヨ(プロフ) - 了解です！！楽しみにまってます！！新作頑張ってください！ (2017年10月29日 19時) (レス) id: b4c8654034 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みい
| 作成日時：2017年5月28日 14時
