ハヌリパレソ～空は青く～ (ページ3)

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「は～い」
「CHIKAGO PIZZAです」

ｶﾞﾁｬｯ

「2360円ちょうどお預かりします～」
「あ、領収書ください。キムソクジンで」
「は～い。キムソクジ、、、ン？」

どこかで聞いたことのある声
懐かしい匂い
変わらない肉厚な唇
全てがそのままだった。
ああ、やっぱり

「ジンだ。お兄ちゃんだ。」
JN「ええぇっ！？！ミンミン？久しぶりだねぇ～っ！！！」
「ジン、久しぶり！」
JN「ごめん、ちょっと中入れる？」
「あ、OK～」

キムソクジン。私の実のお兄ちゃん。
何年か前、私が高校生の時に防彈少年團としてデビューして以来全く会っていなかったし、連絡すらとっていなかった。でもやっぱり変わってなくて、兄妹なんだなと感じた。

私と違ってジンは成長してるけど。

「おじゃましまーす」
JN「僕、デビューしたんだ」
「私こう見えてもテテペンなんだよ」
JN「えぇっ、お兄ちゃんじゃないのか、、、それでね、ここは宿舎なんだ」
「うんう____ん！？！ってことはメンバーさん、、、」
JN「そうなっちゃいますね」