ハヌリパレソ～空は青く～ (ページ14)

今日:13 hit、昨日:0 hit、合計:569 hit

＊ページ14

今まで隠してきたわけでもないが、どうして急にそんなことを言うんだろう。ジンが私をソンミンって呼ぶのも、この真っ直ぐな瞳も、ちゃんと意味があるんじゃないか。考える間もなく言葉が自然に出た。

「それは、、、どうして？」

別に嫌なわけじゃないし、むしろ嬉しかったので、不安にさせないように優しく問いかける。

JN「ソンミンと再会する前から考えてたんだけど、僕らは顔も似てるしここに住んでたら、兄妹だってサセンとかは気付くと思うんだよ。それでソンミンが傷つくようなことがあるんだったら、先に公開してARMYならきっと受け入れてくれるから、認めてもらうのも大事かなって」

そこまで考えてくれてたなんて嬉しくて、この感情をどう言葉にすればいいかわからない。ジンの気持ちが、言葉がただただひたすらに嬉しかった。

RM「もう、メンバーの1人のような存在なんだ。」
SG「家族みたいなもんだし。」
JH「ARMYだってきっと受け入れてくれる。」
JN「どう、、、かな？」

不安そうな瞳は私のことをちゃんと考えてくれてる証だ。いつも自分の事より人のことを第一に考えられるジンを私は誇りに思う。もう、返事は決まっていた。

「こちらこそ、お願いします。公開してください。」