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昨日と似た朝だった。
いつも通り起きて
いつも通り準備をして
いつも通り学校へ行き
いつも通りバイトへ行き
いつも通り働いていた。
「いらっしゃいませ＿＿＿＿＿＿＿」
「もしもしこちらCHIKAGO PIZZAです」
そんな慌ただしい店内に配達が終わった私は、新しく注文されたピザを届けるために、ゆっくりと入っていく。
人が多いソウルの街は２年経っても慣れない。
「キムさ〜ん！これお願いしていい？これでラスト！」
「分かりました！」
キム・ソンミン。兄が1人います。少し前に進学のためにソウルに来ました。
私がここでバイトを始めた時、そう挨拶をした。
この言葉に付け足せるものも、引くものもない。
強いていうならソウルに来て２年になった事ぐらいで、変わってないなあとしみじみ考える。
そろそろ卒業試験や、就活のためにここを辞める。早かったなあ。
" 目的地に到着しました "
そのアナウンスで我に帰る。
＿＿＿＿＿＿＿ ピンポーン ＿＿＿＿＿＿＿
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作者名：りんご | 作成日時：2017年10月16日 18時
