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JK「…えっと、ほんとに姫様なの？」
「私だよ。…どうしたの？何かあった？」
え？なにこれ？
俺の前には、俺を心配そうに見つめる姫様の丸い瞳。
．
…ヌナは無事なんだろうか。
俺は確かにさっきまで、いつ帰ってくるかも分からないヌナを車で待っていた。
ようやくヌナに会えたというのに。
俺たちを照らしながら迫りくるトラックの映像が脳内をフラッシュバックした。
なにこれ、夢？
…いや、まって、俺死んだの？もしかして。
そんな考えが脳裏をよぎる。
本当に無意識だった。
ヌナを守らなきゃって思いと共に、身体は勝手に動いてくれた。
汗がひやりと背中を伝っていく。
…嘘でしょ。
だってありえない。
俺の目の前には確かにヌナではない、姫様がいる。
…ほんとに？
サーッと血の気が引いた。
「ジョングク？…大丈夫？顔色悪いよ」
眉を潜めて、俺を覗き込む。
その表情がヌナのそれと綺麗に重なった。
…いや、ヌナと重なったって言い方はおかしいかもしれない。
元はといえば今目の前にいる姫様の方が先なんだし。
けど俺はこんなのは初めてだった。
"現世"の俺の意識があるまま、姫様を目の前にすることなんて。
何度だって夢では会ったことがあるこの愛おしい人。
けれどそれは、いつだって"前世"の俺の意識のもとの話。
"今"の俺は初めてこの人に会った。
JK「…ごめんなさい。大丈夫です」
なんて、全然大丈夫ではなかったけれど。
"今"の俺がこの世にいないはずの姫様に会ってるなんてほんとに俺死んじゃったのかも、なんて思ったら、心臓は悪い意味で激しく鼓動していたし、流れる冷や汗も一向に止まる気配はない。
だけど心から心配そうにしているこの人を心配させたくなくて。
「……ジョングク」
JK「なん、ですか？」
真剣な声色の姫様に思わず言葉がつっかかる。
「ぎゅうする？」
JK「は？」
さっきの真剣な声と表情はどこにいったのか。
さっきとは打って変わって明るく可愛らしい笑顔で、そんなことを言った姫様。
え？今？この流れで？
…ていうか、俺それ浮気にならないのかな？
なんて、ヌナとは付き合えてもいないのにそんなことを思った。
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BTS#ARMY - すみません！3の方でコメントしているのでみていただけますか？一番最後に更新している方が気付くかと思いましてコメントさせていただきました。 (2020年12月10日 19時) (
レス) id: 69ef3f7b11 (このIDを非表示/違反報告)
ナノカ(プロフ) - はる∞さん» はるさんコメントありがとうございます。私のボードの方にパスワード記載しておりますので、そちらから確認お願いします(＞＜)お手数おかけします。 (2020年4月24日 22時) (レス) id: 59d638975a (このIDを非表示/違反報告)
はる∞(プロフ) - わくわくしながら読んでいました！続編のパスワード教えて頂きたいです！！ (2020年4月24日 20時) (レス) id: ccc263434a (このIDを非表示/違反報告)
ふじ(プロフ) - すごく楽しく読ませてもらってます！よろしければ続編のパスワードを教えていただきたいです。 (2020年4月24日 16時) (レス) id: 16f1cad229 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)はるな(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いております^ ^よろしければパスワード教えて頂きたく思います。 (2020年4月24日 16時) (レス) id: 72c5a3aa07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナノカ
| 作成日時：2020年4月14日 20時
