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この気持ちを言葉で説明するのはとても難しい。
なにより"君"という魂を2つに分けて考えることが何よりも難しい。
だって、姫様も、ヌナも、全て"君"。
"前世"の俺、"今"の俺、それがどっちだって"自分自身"であるように。
"前世"の俺たちがいたから、"今"の俺たちがある。
今の俺たちを出会わせてくれたのは、過去の俺たちがあったからなわけで。
そう思うと余計前世のことをなかったことになんてできなかった。
けれど、なんとなくヌナの気持ちも分かった。
「どっちだって私なのにね」
そんな言葉をぽつりと漏らしたヌナ。
そんなやりきれない思いには俺も身に覚えがある。
俺は13.14の頃に初めて前世の夢を見ていたから、最期まで見て以降は、そんなに頻度高く前世の夢を見るわけではなかった。
ほんとに、たまに。
姫様を探すことを諦めてしまいそうになったときとか、そんなときにそんな俺を励ますかのように夢を見たぐらい。
けれどヌナとようやく出会えてからというもの、前世の夢を見る頻度は少し高くなった気がする。
夢の中で、愛おしい君に何の遠慮もなく触れられる俺を見て、目が覚めてから何度羨ましく思ったことか。
あ、俺、そんな気安くその人に触るなよ。
俺はヌナと手を繋ぐぐらいしかできないんだからな。
なんて思ってみたり。
"昔"の自分を羨ましく思うこの気持ち。
"昔"の自分にですら少し嫉妬してしまうこの気持ち。
ヌナの感情とは少し違うかもしれないけど、"前世"の自分に対して複雑な感情を抱いてしまう気持ちは分からないでもないと思った。
どっちの俺だって自分。
そう頭では理解できていたけど、心は簡単にはついてきてくれないらしい。
まあ、人間の心なんてそんなもんだと思う。
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BTS#ARMY - すみません！3の方でコメントしているのでみていただけますか？一番最後に更新している方が気付くかと思いましてコメントさせていただきました。 (2020年12月10日 19時) (
レス) id: 69ef3f7b11 (このIDを非表示/違反報告)
ナノカ(プロフ) - はる∞さん» はるさんコメントありがとうございます。私のボードの方にパスワード記載しておりますので、そちらから確認お願いします(＞＜)お手数おかけします。 (2020年4月24日 22時) (レス) id: 59d638975a (このIDを非表示/違反報告)
はる∞(プロフ) - わくわくしながら読んでいました！続編のパスワード教えて頂きたいです！！ (2020年4月24日 20時) (レス) id: ccc263434a (このIDを非表示/違反報告)
ふじ(プロフ) - すごく楽しく読ませてもらってます！よろしければ続編のパスワードを教えていただきたいです。 (2020年4月24日 16時) (レス) id: 16f1cad229 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)はるな(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いております^ ^よろしければパスワード教えて頂きたく思います。 (2020年4月24日 16時) (レス) id: 72c5a3aa07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナノカ
| 作成日時：2020年4月14日 20時
