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「あ!もうジョングク!」

JK「なんで隠すの、見せてよ!」







キャッキャっとそんなじゃれあいをする。

グクはかなり手加減をしていたけど、結局グクの力には敵わなくて私の手はいとも簡単にのけられてしまった。






私の手を掴んだまま、彼はじっと私を見つめる。





ばっちりと目があって思わず恥ずかしくなって目を晒そうとしたけれど、なぜかジョングクの方が先に目を逸らした。






…あんなに見たがっといて、なんなのもう…









JK「…なんか、化粧してないとちょっと幼くなるねヌナ」






そう言ってなぜか少し顔を赤くしたジョングク。







「だよね、だから恥ずかしくて…」


JK「なんで?可愛いのに」






さっきまでの謎の照れた様子はどこかにいき、さらりとそんなことを言った。ジョングクの照れのポイントが全く分からない。








「でもこれじゃ余計ジョングクの方が年上みたいだよ」


JK「…まあ、それはそれでいいんじゃない?」


「あ!もう、ちょっとぐらい否定してよ!」







私がそう言うと、ジョングクは楽しそうに笑った。








「どうする?ジョングクもお風呂入る?

パジャマとか持ってきた?」


JK「うん、持ってきてるよ」


「じゃあ狭いけどお風呂どうぞ」





ジョングクは仕事終わりにそのまま私の家に来てくれたから、ひとまず疲れをとってほしくて彼にお風呂を進める。






お風呂でシャンプーとかの説明をして私はその場を離れた。








なんか、妙な気持ちになってしまう。

好きな人が自分の家でお風呂に入っているなんて。






そんなことを思ったあとで、いやいや私男子高校生みたいな思考になってない?と焦って頭を振った。









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作者名:ナノカ | 作者ホームページ:   
作成日時:2020年3月31日 19時

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