ジミナ ページ40
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JM「ぶっちゃけさ〜、テヒョンアの事どう思う?」
LN「はっ?」
気づけばワインが空になっていた時。
いつも以上にふわふわしていて顔が火照っているジミンが
唐突に話すもんだから思わず飲んでいた物を吹き出しそうになった。
JM「あいつはAのこと女としてみてるよ〜正直」
LN「ねえ、酔いすぎ!」
投げたクッションが顔面に直撃してしまったのにも関わらず、
相変わらずにこにこしているジミナ。
ああ、お酒って恐ろしい!
JM「俺はAが今ここで裸になろうが何しようが、別になんとも思わないけどさ、あいつは全力で止めるし叱るでしょ〜?」
LN「それなんか違う気がする」
JM「まぁとにかくAのこと異性として見てるんだよ」
LN「無いでしょ。ジミナがそう思うんならテヒョンもそう思ってるよ」
だって私たちずっと一緒にいるんだから。
宿舎の頃なんて同じ屋根の下にいたんだし、
もうほぼ家族のようなもの。
そんな存在の人に恋愛感情なんて持つわけない、と思う。
JM「じゃあたとえばさ、もし出会ってすぐに恋愛感情持ってたらそうはいかないよねぇ」
LN「ねぇ、さっきから何話してんの?」
JM「俺はお前に分かって欲しいだけ」
LN「分かるよ、分かるけどさぁ」
JM「分かりたくないだけでしょ」
酔ってるくせに痛いとこ突いてくるなぁ。
ジミナがこの調子だったら私はセーブしておかないと
テヒョンが来た時に困るからと思っていたけど、
ジミナのおかげでやけ酒したくなってきた。
LN「モヤモヤするからとりあえず飲むわ」
JM「いけいけ〜」
もうどうなっても知らない。
ジミナが変な話してくるせいだもん。
そういえば、テヒョンがいればいくらでも飲んでいいって約束したような。
うん、後から来るんだし別に許されるよね。
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作者名:うゆ | 作成日時:2021年11月15日 4時