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目が覚めると窓の外はもう真っ暗だった。
もう起きようかな。
でもベッドからは出る気ないし。
スマホを見るために画面をつけると
メッセージの通知が溜まっていた。
やばい晩飯食う金ないどうしよ
ねえ何時に来るー?
おーい
不在着信
『はあ…』
ごめん寝てた。今から行く
急いで支度していると、部屋のドアが開いた。
「起きてたんだ」
『あ、うん』
ちょうど着替えてる時にタイミング悪くやって来た。
いつも言ってるけど一応ノックぐらいしてよね。
まあ着替えてるとこ見られても
全然気にしないからいいんだけど。
ジョングクはジョングクで勝手に本棚から漫画取ってはベッドで読み出すし。
『ねえ読んだらちゃんと戻してよね』
あんたが読んだあと、
いっつも表紙折れたり変な型ついたりしてんだから。
『やばいこのレギンス入んない、うっざ』
「太ったんじゃね」
『うっさいな。はあ、捨てよ』
おかしいな。前まで普通に履けてたのに。
『ダイエットしないと』
「俺は今のままでいいと思うけど」
『うそー』
「ちょっと肉ついてる方がいいじゃん」
『それがぐうちゃんの好みなのー？』
そう言うと無言でクッションが飛んできた。
恐るべし筋肉豚。
『ごめんって』
でもね、あの人は細くて美人な人が好きらしい。
私とは真逆ね。
『じゃあね。部屋荒らさないでよ』
「は？出かけんの？」
『うん』
「なんで。朝行かねえって言ったじゃん」
『あー、』
ごめんジョングク、すっかり忘れてた。
『ごめん、呼ばれたから』
そう。珍しくね。
「…Aってさ、あいつの言いなりだよね」
『そうかな？』
「あいつが死ねって言ったら死ぬでしょ」
『さあ、分かんない』
「分かんないじゃなくて否定しろよ」
たしかに。
なんで否定しなかったんだろうね。
『てかAじゃなくてヌナって呼びなさいっていつも言ってるでしょ！』
「むり」
『ほんと生意気』
むかつく。
だから部屋を出る時こう言ってやった。
『あと、あいつじゃなくて "テヒョン" ！じゃあね！』
「…どうしようもねえ、女」
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まい(プロフ) - 第1章おつかれさまでした！続きも気になるところですが新作もグクとヌナと聞いてとても気になっております！！！どちらも楽しみにしています！いつも素敵な作品をありがとうございます^^ (2019年3月19日 11時) (
レス) id: 14d58fc984 (このIDを非表示/違反報告)
chiharun(プロフ) - どうしようもない女pt2が読みたいです (2019年3月19日 10時) (レス) id: 39d0501df3 (このIDを非表示/違反報告)
chiharun(プロフ) - 続き気になります！ (2019年3月18日 21時) (レス) id: 39d0501df3 (このIDを非表示/違反報告)
ケイキ - とっても、面白いです。更新、楽しみにしてます。(続きが気になる…………)頑張って下さい!!! (2019年2月8日 23時) (レス) id: f984a78910 (このIDを非表示/違反報告)
レモン - 面白かったです！評価させて頂きした。更新頑張ってください！ (2019年2月8日 20時) (レス) id: 53d847b889 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うゆ | 作成日時：2018年10月22日 23時
