検索窓
今日:6 hit、昨日:8 hit、合計:14,381 hit

6 ページ6

.


到着するや否や瞬く間に誘導され、色々な人に挨拶を交わしながら次へ次へと移動し、私はそんな彼を見守るスタッフと化した。


薄暗い照明の中で、笑顔を振り撒いて。
肩をトンっと叩かれては、抱擁を繰り返し。


住む世界が違うなぁ、と改めて実感する。


国籍を問わず、ほとんどが男性だったけど、その中には女性もいて。スタイルも顔も良くて、まさに誰もが美人と認めるような。

男性に対する対応とは違って、なるべく距離を取って接していたけど、それでも堂々と話しかけられる姿が羨ましかった。


キラキラしている世界。


物凄く遠い存在になってしまったようで、
いやそもそも勘違いしてただけの自分が
恥ずかしくて、いたたまれない。


スタッフさん達と一緒にいるようにいわれていたけど、つらくなって外に出た。


看板にあるネオンの光が眩しい。


数分も経たない内に、さっきまで監視を続けていた人物が飛び出してきた。


「ごめん」


「...」


「具合悪い?」


「...」



.

7→←5



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (22 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
97人がお気に入り
設定タグ:bts , ジョングク , jungkook   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あぽ | 作成日時:2023年7月7日 8時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。