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ひとしきりそこにある豪華な食事に夢中になった後、
食べながら周りを観察する

入り口から一番遠い、少し高くなった壇上には
一際豪華な出立ちをした人たちが集まっていて
そこに嫌でも目がいく

なぜならその壇上にジミニヒョンとテヒョンイヒョンがいたからだ
もしかして今ヒョンたちが話しているのが王女様?
だとするとさすがはうちのヒョン、物怖じもせずにそこに上がれるなんて
人見知りの僕には到底無理だよ、震えちゃう


「あの壇上の方は王女様ですか?」


思い切って隣でドリンクを配っていたスタッフの方に聞くと
そうです、と返事が返ってきた



「綺麗な人だな」


思わず口に出て慌てて口を押さえる
壇上で、一際華やかなドレスに身を包み
椅子に腰掛けている王女様
その人と話しているヒョンたちの表情は明るい
目の前の王女様がとても綺麗だったからだろう

よかったね、ヒョンたちあんなに怯えてたのにね

二人のヒョンはこの舞踏会の中でも、
本当に輝くほど格好いい
いつも見てる僕ですらそう思うんだもん、
フロアから壇上を見る女性の中には明らかにヒョンたちをロックオンしてそうな
ギラギラした目で見つめる令嬢がたくさんいるみたい

おーこわ

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設定タグ:bts , ジョングク , 防弾少年団   
作品ジャンル:恋愛
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作者名: | 作成日時:2022年9月6日 2時

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