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HR「おはよ〜…ってA?!
どうしたのその顔…」
あぁやっぱり気づくよねこの顔
昨日は散々泣いたうえに寝不足
朝起きて鏡見たときバケモンだったもん
ほんと冗談抜きで
これでも頑張って化粧で誤魔化してるからね?!
HR「…無理には聞かないけどなんかあったでしょ?」
ヘリンはわかっているのかもしれない
でも敢えてオッパの名前を出さないようにしてくれてる
『…失恋』
HR「え?」
『へへっ失恋しちゃった〜!』
HR「…A」
なんでヘリン泣きそうな顔してんのよ…
こっちは泣くの我慢してんのに
HR「A…泣いていいんだよ
悲しいでしょ?つらいでしょ?」
視界がぼやけてきた
あぁもうヘリンのばか
私は人目も気にせずヘリンに泣きながら抱きついた
HR「ん…Aはよく頑張った」
こんなに優しくていい子いないよね
『私オッパのこと忘れる…忘れたいの』
ヘリンはそっかって言ったあと
ニヤリと変な笑みを浮かべながらこう言った
HR「じゃあ男のことは男で忘れようよ♪」
『…へぇ?』
思わず変な声が出た
この時はまだヘリンが何かしょうもないことを企んでいるとしか思っていなかった
だけど放課後あの変な笑みを浮かべた理由がわかった
「じゃあ乾杯〜!!」
何故か帰り道の途中カラオケして帰ろうと言うヘリンに連れてこられたところは
まさかの男女が出会いを求める合コンだった
『へ、ヘリン…これってまさか』
HR「んふ、そのまさかだよ」
やっぱりね…
合コンなんて初めましてだから何をどうしていいのかさっぱりわからないんですけど
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作者名:。。べる。。 | 作成日時:2019年2月28日 17時