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ドサッ






あまりのショックに私は鞄を落としてしまった




音に気づいたのかオッパとオンニが私の方を見る




目が合った



JK「A…」




オッパから名前を呼ばれた瞬間私は家を逃げるように飛び出した






やだ




オンニとキスした唇で私の名前呼ばないで





オンニ彼氏は?


彼氏いたんじゃないの?


なんでオッパとキスしてるの







疑問が頭の中で飛び交う







でも考えても考えてもオッパとオンニがキスをしている理由なんてわかるわけない









もうどうでもいいや







私は宛もなく歩いていた







「A…ちゃん?」




しばらく歩いていると後ろから私を呼ぶ声がした








振り替えると



オンニの彼氏が



『テジンさん…』



笑顔で私に向かって手を振っていた




TG「Aちゃん久しぶりだね〜

今からユナの家に行こうと思ってたんだ」





だめ





今家に行ったらテジンさんが傷ついちゃう








『だめ…です』





TG「え?」






『まだオンニ家に帰ってなくて…』






私は咄嗟に嘘をついた








テジンさんが傷つかないように



オッパとオンニが悪者にならないように

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作者名:。。べる。。 | 作成日時:2019年2月28日 17時

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