君との距離【JK】 (ページ19)

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『ただいま～』

結局テヒョンさんとはあれから気が付けば話が弾んで20分くらい家の前で話していた

YN「Aおかえり！私みーちゃった」

私が帰宅すれば必ず笑顔で出迎えに来てくれるオンニ

でも今日はなぜかニヤニヤしながらのお出迎えだった

『オンニそんなにニヤニヤしていいことあった？』

不思議に思って訪ねると

YN「それはAの方でしょ～？

私Aが家の前で男の人と話してるの見たよ～」

なるほどさっき

“みーちゃった”

って言ったのはそのことだったんだ

『オンニが思ってるような関係じゃないからね？！知り合いなだけだから』

YN「へぇ～」

なにその

へぇ～って

オンニ絶対勘違いしてるよね

『私はオッパ一筋ですからね』

YN「どーだかね笑」

オンニは納得していない様子

でも今は説明するのがなんとなく面倒くさくて自分の部屋に向かった

『オッパ一筋…か』

もう一筋どころではない気がする

それくらい私の片想いは長いんだ

今はまだオッパには振り向いてもらえてない

だからって諦められるほど簡単な恋ではないから