together...forever [5]

story107 ページ16

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何だろうか、と相葉先生の言葉を待つ


A「…和也くんの担任として、今回のことは十分な注意をしておきました」


“松本さんから今回のことには触れないであげてください。ただ、何をしていたかだけを聞いてあげてください。……和也くんのために”


最後は俺の耳元で小さく言った

よく意味は分からなかったが、《和也くんのために》……それが耳に残った


J「かぁず。帰ろう?」


今だ俯いている小さな頭を撫でてあげる

ゆっくりと頷いてくれた


A「じゃあ、僕はこれで」


J「本当にありがとうございました」


軽く頭を下げて、もう一度お礼を述べた


“大丈夫。潤くん、喜んでくれるよ、絶対。”

相葉先生が、和にそう呟いたのには気付かなかった

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K「……ごめんなさい」


J「ん…?」


家に入るなり、靴も脱がずにそう言った和

俺は和の前にしゃがみ込んだ


J「どうして謝るの?」


K「……かずが…なにもいわずに…おうち、でてったから…っ、じゅっ、くん…っ」


ずっと我慢してたんだろう

最後は泣きながらしゃくりあげ、喋れていなかった


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