together...forever [3]

story61 ページ10

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結局俺は、いくつかの資料を書くことを頼まれ、その間だけ和といることにした


「松本さんがお引き取りになったんですね

なんだか安心しました」


職員室で資料を取り出しながら、先生が言う


俺はたまに和を迎えに行っていたから、この先生とはお馴染みだ

最近では珍しい男の先生

太陽のような笑顔が、保育園の先生にすごく似合う、相葉先生


A「今日はこのあとお仕事ですか?

あ、スーツ着てますもんね(笑)」


ちょっと天然混じりだけど…(笑)


J「そうなんですけど……」


俺のスーツを掴み、隣に立つ和をちらっと見た

相葉先生は何か言いたそうに、また苦笑いをした


A「和也くん、先生と教室いこ?

…大丈夫!!潤くんはお迎えに来るよ」


相葉先生の言葉に、思わずペンが止まる


…俺が来ないって、思っていたの?

…保育園にいるときに…姉ちゃんはいなくなってしまった


それが…トラウマだったんだ…


そう考えていると、朝の出来事とも繋がる気がした


K「じゅん…くん…」


くいっと裾を引っ張られ、振り向いた


K「…行ってらっしゃい…!」


和なりの精一杯の笑顔

引きつっているが、笑顔で送ってくれた


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