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「…オッパ、朝から急にごめんね。」
JK「謝ることないよ、いつかは挨拶しなきゃいけなかったし。」
結局グクオッパをお家に呼ぶことになった私。連絡すればオッパはすぐに行くと連絡を返してくれた。
JK「誰が家にいるの？」
「ママとオッパが…パパは今日までお仕事だから、夜にならないと帰ってこないよ。」
JK「ん、分かった。」
もうすぐで着くと連絡があったから、オッパを近くまで迎えに行って話をする。オッパから緊張している様子は見られないのに、何故か私のほうがとても緊張していた。
JK「なんでAが緊張してんの笑」
「だ、だって…」
JK「大丈夫だよ、ただ挨拶するだけなんだから。」
「そうだけど…」
JK「ほら、着いたよ。」
あっという間についてしまった私のお家。まだ一度もオッパをお家に呼んだことないのに、こんな形になるなんて…
オッパに申し訳なく思いながら、私はゆっくりと玄関の扉を開けた。
JK「お邪魔します。」
グクオッパがそう言って玄関に入ると、ママがニコニコ笑いながらオッパのことを出迎えていた。
MM「あら、いらっしゃい。」
「あ、ママ…この人は、」
そう言って私がオッパのことをママに紹介しようとすると、オッパが私の腕を掴んで止めた。
JK「Aさんとお付き合いさせていただいてます、チョン・ジョングクです。」
「…オッパ、」
MM「まあ、丁寧な挨拶ありがとう。どうぞ、上がって？」
JK「はい、お邪魔します。」
グクオッパの挨拶に喜びながらリビングに歩いて行くママ。どうしよう、オッパがすごくかっこいい。
「オッパ、私の部屋に行く？」
JK「そうしたいけど…お兄さんは？」
「…あ、そうだった。」
グクオッパを家に呼ぶ羽目になった原因のソクジンオッパのことをすっかりと忘れていた。
「多分、部屋にいると思う…行く？」
JK「うん、先にそうするよ。」
その言葉を聞いて、私はグクオッパをソクジンオッパの部屋に案内する。
ドアを叩いてソクジンオッパの名前を呼べば、オッパの"はーい"なんて呑気な声が聞こえてきた。
「ソクジンオッパ、来てもらったよ…？」
ゆっくりと扉を開けて、私は部屋でゲームをしていたソクジンオッパにそう告げた。
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作者名：ぴぴ
| 作成日時：2020年5月23日 16時
