STORY 7 ページ8
「A！！」
バタバタと走る音が聞こえてその方を見る。
犯人はジョングク。
私の怪我のことを聞いたのか、着替え終わった瞬間に飛んで来た。
「何この怪我。
誰にやられたの。」
「やられたんじゃなくて、自分でやっちゃったんだよ。」
「……今すぐ病院行こう。」
そう言うと、教室のど真ん中で私をお姫様抱っこするから、クラスからどよめきが聞こえる。
「ちょっ、いやだ、いやだ！
おろして！恥ずかしい！」
「そんなんで歩いたら余計怪我増すから！」
皆私達を双子って知ってて、仲が良いことも知ってるだろうけど流石にこれはひかれるって……。
けど、ジョングクは全くそんなことは気にせずに鞄を二つ持つと、教室の外に出る。
次の授業の直前だからか、廊下には人がいないけど恥ずかしすぎて明日から学校行きたくない。
「タクシーすぐ来るみたいだから。」
「えっでも……。」
「でもじゃない。そんな怪我放っておいたら大変なことになるよ。」
校門までいけば、ようやく降ろしてくれたけど恥ずかしさは消えない。
……最悪だ、ユンギ君にも絶対見られた……。
そう考えたら無意識にため息が溢れた。
「あらー、これ骨にヒビ入ってるわね。」
「えっ……。」
「ヒビですか！？どのくらいで治りますか？」
「そうねー、１ヶ月ぐらいかしら。」
「１ヶ月……通院はどれぐらいの頻度で必要ですか？」
「1週間に1回は来てほしいわ。
……それにしても随分妹思いのお兄さんねぇ。」
怪我をした私より、もっと必死のジョングク。
お医者さんはそんなジョングクを見てクスクスと笑っていた。
「しばらくは松葉づえ必要になると思うけど、気をつけて歩いてね。」
「分かりました。ありがとうございます。」
診察が終わると、私とジョングクは病院を出た。
家につけば、玄関にバタバタと何人もの足音が響く。
忙しい両親とテヒョンオッパ以外が総出で出迎えてくれた。
「やー、A大丈夫か！？」
「オンニ痛そう……。」
「とりあえず杖はそこら辺に立て掛けておきなよ。」
皆私を心配してくれて少しだけ嬉しかった。
「ヒョンもヌナもイブ達も、俺が全部やるから邪魔しないで。」
けど、ジョングクは嫌そうにそう言った。
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あお(プロフ) - パスワード教えて下さるととっても嬉しいです！2の片割れじょんぐくも楽しみです！ (2020年8月24日 13時) (
レス) id: a4e0d9fce2 (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - パスワード教えて下さると嬉しいです！更新頑張ってください！ (2020年8月21日 1時) (レス) id: 6721bb2d67 (このIDを非表示/違反報告)
ツウィのお耳であり、ジミンのほっぺた(プロフ) - パスワードロックかかってて2の方読めませんでした、スランプぬけたらパスワード教えてくださると幸いです (2020年8月18日 8時) (レス) id: 6930d20808 (このIDを非表示/違反報告)
ミナモモ大好き(プロフ) - パスワードロックかかって見れないです(´；ω；｀)作者さん教えてください！ (2020年8月16日 12時) (レス) id: 34efac07ef (このIDを非表示/違反報告)
グクサランへ(プロフ) - 2の方パスワードロックかかってて見れなかったです泣 (2020年8月16日 0時) (レス) id: 86ad4aa3a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Olivia S | 作成日時：2020年4月30日 8時
