STORY 44 ページ45
「A。」
腕枕をされながら、ユンギ君とまたキスを交わす。
行為が終わって何も纏わないまま身体を寄せる。それだけなのに、すごく幸せだ。
「……明日学校行く気分じゃなくなっちゃった……。」
「俺も。
……サボってみる？」
いたずらっ子のように笑ってそう言うユンギ君。
実は大学は1度もサボったことがないけど、1年生は必修の授業が多いから出席のために行かなければならない。
だけど、明日は偶然、選択授業の日だった。
「……じゃあ、明日だけ。」
「ふっ、じゃあ夜更かしして寝よ。」
その言葉通り、その後もユンギ君と濃い時間を過ごしてから眠りについた。
"ピンポーン……"
「んっ……？」
"ピンポーン……"
「っ、ユンギ君、何かインターフォン鳴ってる！」
インターフォンの音で目覚めた私。
まだ下着しか身に纏って無いから、焦ってユンギ君を起こす。
目を擦って眠そうにあくびをしたユンギ君。だけどすぐに床に散らばった服を着て寝室から出ていく。
服を着ようとして立とうとすれば、腰に激痛が走って布団から起き上がれない。
「っ……もう……。」
「A。」
キィ……と音を立てて開いた寝室の扉。
「……っえ……。」
「迎えに来たよ、A。」
真っ赤に染まった手、その手に握られたナイフ。
私に笑いながら近づいてくるのは……
「ジョン……グク……っ。」
「……A、邪魔者は消したよ。」
「へっ……？」
まさかっ……！！
そう思ったら身体が勝手に玄関に向かう。
「っ、ユンギ君っ！！
いやぁぁあ！！」
ユンギ君からは血が大量に流れてる。
肩を揺すっても、何も反応がない。
「ねぇ、その格好なんなの？
お前こいつと何してたの？」
「っ、ユンギ君……ユンギ君っ……。」
「セッ クスしたのかよっ！？」
「嫌だ……っ、ユンギ君……！！」
グイッと身体を引かれると、ジョングクの鋭い目に睨まれる。
「俺、言ったよな。
次はこいつのこと殺す、お前に子供孕ませるって。」
「っ……。」
「俺、本気だから。」
「うっ……！！」
勢いよくお腹を殴られると酷い痛みで床に倒れた。
気が飛ぶ直前
「Aは永遠に俺のもの、だって双子なんだから。」
かすかにそう聞こえた。
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あお(プロフ) - パスワード教えて下さるととっても嬉しいです！2の片割れじょんぐくも楽しみです！ (2020年8月24日 13時) (
レス) id: a4e0d9fce2 (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - パスワード教えて下さると嬉しいです！更新頑張ってください！ (2020年8月21日 1時) (レス) id: 6721bb2d67 (このIDを非表示/違反報告)
ツウィのお耳であり、ジミンのほっぺた(プロフ) - パスワードロックかかってて2の方読めませんでした、スランプぬけたらパスワード教えてくださると幸いです (2020年8月18日 8時) (レス) id: 6930d20808 (このIDを非表示/違反報告)
ミナモモ大好き(プロフ) - パスワードロックかかって見れないです(´；ω；｀)作者さん教えてください！ (2020年8月16日 12時) (レス) id: 34efac07ef (このIDを非表示/違反報告)
グクサランへ(プロフ) - 2の方パスワードロックかかってて見れなかったです泣 (2020年8月16日 0時) (レス) id: 86ad4aa3a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Olivia S | 作成日時：2020年4月30日 8時
