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STORY 37 ページ38

なんとかジョングクに受験校を隠し続けてようやく受験日前日になった。


私は地方の大学を受験するために今日のお昼には向こうのホテルに行かなければいけない。


付き添いでジンオッパも来てくれる。


だけど……












「……ねぇ、何でジンヒョンとA荷造りなんてしてんの?」


流石にこれ以上隠すのは無理だった。




「……受験……。」


「受験に荷造りなんて必要無いだろ?」


「私、今日ここ出ないと受験できないから……。」


「は?」



険しくなるジョングクの顔。目をそらして荷物を入れようとすれば、ジョングクに腕を掴まれる。




「……なぁ、どういうことだよ?」


「っ……私、○○大受けないから……。」


「……はっ!?何言ってんだよっ!!」


ジョングクが私の胸ぐらを掴むと、周りにいた兄弟達がそれを止める。




「お前俺のこと騙してたのかよっ……!!」


「……っ、」


「ふざけんじゃねぇよっ!!」


「ジョングク、やめろ。」


「ヒョンだって俺を騙してたんだろ!?最低だなっ……!」


テヒョンオッパがジョングクを押さえてる間に荷物を急いで中に入れる。


ずっと隠してた受験票も取り出して鞄の底に入れた。





「オッパ、行こう……。」


「お前ジンヒョンと何するつもりだよっ……!」


「……っ、」


「俺だけじゃなくてジンヒョンともセッ クスするつもりかよ!!」

















その声に家中が静まり返った。


冷や汗が背中をたらりと流れる。






「……セッ クスってなぁに?」


「……スンミン、ヨジン、あ、遊ぼっ!」


イブはスンミンとヨジンの手を引くと、二人を外に連れ出した。








「ダメだよ、双子じゃないとしちゃいけ」


「お前いい加減にしろよっ!!」



バチンッという大きな音とともに床に倒れるジョングク。


ジョングクの頬を叩いたジンオッパの肩は震えていた。




「ずっとAがどんな気持ちでいたのかお前は知らないだろっ!?


もういい。お前は2度とAに近づくな。2度と会わせない。」


ジンオッパは荷物を持つと「行こう」と言って私の腕を引いた。







「っ、待ってAっ!!」


家の前には迎えのタクシーが来ていた。


ジンオッパと私はそれに乗り込む。





「○○バスターミナルまでお願いします。」


そう言うと出発するタクシー。







「Aっ!行かないでっ……!」


後ろから聞こえた大きな声は知らないフリをした。

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あお(プロフ) - パスワード教えて下さるととっても嬉しいです!2の片割れじょんぐくも楽しみです! (2020年8月24日 13時) (レス) id: a4e0d9fce2 (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - パスワード教えて下さると嬉しいです!更新頑張ってください! (2020年8月21日 1時) (レス) id: 6721bb2d67 (このIDを非表示/違反報告)
ツウィのお耳であり、ジミンのほっぺた(プロフ) - パスワードロックかかってて2の方読めませんでした、スランプぬけたらパスワード教えてくださると幸いです (2020年8月18日 8時) (レス) id: 6930d20808 (このIDを非表示/違反報告)
ミナモモ大好き(プロフ) - パスワードロックかかって見れないです(´;ω;`)作者さん教えてください! (2020年8月16日 12時) (レス) id: 34efac07ef (このIDを非表示/違反報告)
グクサランへ(プロフ) - 2の方パスワードロックかかってて見れなかったです泣 (2020年8月16日 0時) (レス) id: 86ad4aa3a1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Olivia S | 作成日時:2020年4月30日 8時

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