STORY 3 ページ4
「ただいま〜！！」
玄関から大きな低い声が聞こえる。
高校3年生で、絶賛受験生のテヒョンオッパが帰って来たみたいだ。
家じゃ落ち着いて勉強できないからって、夜遅くまで学校で勉強してるらしい。
「A〜ただいま！」
課題をやってる私に後ろから抱きついてくるテヒョンオッパ。
けどその瞬間にジョングクがテヒョンオッパを突き飛ばした。
「いたたた……酷いなぁ、ジョングク。」
「ヒョン、Aに気安く触らないで。」
「いいじゃん。兄妹なんだから。」
「ねー？」っていいながらテヒョンオッパは制服から部屋着に着替える。
ちなみに私達の家は個人の部屋が無いから着替えもそこら辺でてきとうにするから慣れてる。
「ヒョンみたいな女好きが触ったら菌が移る。」
「菌ってお前……小学生かよ。」
「いいからあっち行ってよ。Aは俺と勉強すんの！」
テヒョンオッパを押して食卓に連れていくジョングク。
それを見てたらテヒョンオッパにウインクされた。
「ヒョンうざいです。」
ジョングクがお風呂に入ってる間は自由な時間だ。
今起きてるのは大学生2人と私だけ。
ジンオッパとハスルオンニは多分課題やってるから、私は静かに携帯を弄る。
カトクを開けば「あの人」から連絡が来ていて、胸がドキッと鳴った。
『ノート貸してくれてありがとう。助かった。』
連絡来たのは……3時間前か。遅くなっちゃったな、返信。
『ううん、役に立ってよかった！』
そう返せば、すぐ既読がつく。
『今カトクして大丈夫なの？』
この人はジョングクが私に過保護なことをよく知ってる。同じクラスだし。
だからわざわざ聞いてきたんだろう。
『大丈夫、今ジョングクお風呂入ってるの。』
そう返せば、5秒後ぐらいに電話がかかってきた。
ビックリしたけど、外に出て電話に出れば、「もしもし？」って低い声が聞こえる。
「どうしたの、急に電話なんて。」
「……いや、ただ話したかっただけ。」
「そっか。嬉しい。」
そう言えば、向こうからクスクス笑い声が聞こえた。
「何か、あいつに黙ってこういうことすんの、スリルあるね。」
「バレたら大変なことになると思う……。」
「だな。
短かったけどありがと。また明日な。」
「うん、おやすみ。
ユンギ君。」
私は通話を切ると、すぐ家に入った。
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あお(プロフ) - パスワード教えて下さるととっても嬉しいです！2の片割れじょんぐくも楽しみです！ (2020年8月24日 13時) (
レス) id: a4e0d9fce2 (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - パスワード教えて下さると嬉しいです！更新頑張ってください！ (2020年8月21日 1時) (レス) id: 6721bb2d67 (このIDを非表示/違反報告)
ツウィのお耳であり、ジミンのほっぺた(プロフ) - パスワードロックかかってて2の方読めませんでした、スランプぬけたらパスワード教えてくださると幸いです (2020年8月18日 8時) (レス) id: 6930d20808 (このIDを非表示/違反報告)
ミナモモ大好き(プロフ) - パスワードロックかかって見れないです(´；ω；｀)作者さん教えてください！ (2020年8月16日 12時) (レス) id: 34efac07ef (このIDを非表示/違反報告)
グクサランへ(プロフ) - 2の方パスワードロックかかってて見れなかったです泣 (2020年8月16日 0時) (レス) id: 86ad4aa3a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Olivia S | 作成日時：2020年4月30日 8時
