STORY 17 ページ18
「A〜ジョングガ〜ちゃんとお昼ご飯はコンビニで買っていけよ？
あ、あと飲み物もちゃんと持って……
忘れ物してない？下着とか歯ブラシとかちゃんと入れた？」
「ヒョン、大丈夫だってば。」
「怪我とか絶対しないで、心配だから旅行先でも連絡頂戴ね。」
「ちゃんと連絡するから……。オッパもう大学行きなよ、遅刻しちゃうよ？」
心配性のジンオッパ。昨日の夜からこんな感じだけど、ジンオッパは誰かが修学旅行にいく度にこうなる。
ちょっとだけ鬱陶しいけど、私達のことを考えてくれてるのは嬉しい。
「あ、A！」
「何、ジンオッパ。」
ジンオッパは私の耳元に口を寄せると、小さな声で言った。
「彼氏と夜楽しんでね。」
「っ……！」
「行ってきまーす！」
ジンオッパの言葉に動揺すれば、それを見ていたジョングクに腕を掴まれた。
ジョングクを見たら怒った顔をしていた。
「ねぇ、今の何の話？」
「……お腹出して寝るなよ、って。」
「……嘘つくな。」
腕を掴む力が強くなって顔を歪めれば、ジョングクは腕を離した。
「嘘じゃないのに……。」
「だってそんなことあんな距離で言う必要ない。」
「……本当だよ。ジョングクに嘘なんかつかないよ……。」
「はぁ……っ。分かったよ。」
ジョングクは近くにあるキャリーケースを取ると、玄関に持っていく。
時計を見れば、もう出発の時間。
「A、修学旅行中他の男と喋んなよ。」
「……そんなこと言わなくてもずっとジョングクと一緒じゃん。」
そんな会話をして私達は家を出た。
修学旅行が皆楽しみなのか、バスの中はとっても騒がしい。
私はジョングクと喋ってるけど、本当は前に座ってるユンギ君と話したい。
しかも、ユンギ君の隣に座ってるのは女の子で、さっきから話し掛けてるのがチラチラ見える。……嫌だな。
トイレ休憩になってバスから降りるけど、トイレの場所が男女別だからジョングクと別れた。
「Aちゃん。」
後ろから声をかけられて振り向けば、そこには修学旅行の班が同じで、バスでユンギ君の隣に座っていた子、ジヨンちゃんがいた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 859人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あお(プロフ) - パスワード教えて下さるととっても嬉しいです！2の片割れじょんぐくも楽しみです！ (2020年8月24日 13時) (
レス) id: a4e0d9fce2 (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - パスワード教えて下さると嬉しいです！更新頑張ってください！ (2020年8月21日 1時) (レス) id: 6721bb2d67 (このIDを非表示/違反報告)
ツウィのお耳であり、ジミンのほっぺた(プロフ) - パスワードロックかかってて2の方読めませんでした、スランプぬけたらパスワード教えてくださると幸いです (2020年8月18日 8時) (レス) id: 6930d20808 (このIDを非表示/違反報告)
ミナモモ大好き(プロフ) - パスワードロックかかって見れないです(´；ω；｀)作者さん教えてください！ (2020年8月16日 12時) (レス) id: 34efac07ef (このIDを非表示/違反報告)
グクサランへ(プロフ) - 2の方パスワードロックかかってて見れなかったです泣 (2020年8月16日 0時) (レス) id: 86ad4aa3a1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Olivia S | 作成日時：2020年4月30日 8時
