STORY 13 ページ14
学校に着いてもやっぱり私の側から離れようとしない。
それはいつも通りだけど、過度にスキンシップしてくるのはちょっと嫌だ。
カサッ……
そんな音を立てて置かれた紙。それはユンギ君からで、隣にいるジョングクを見れば反対の方向を向いて寝ていたから安心した。
『ジョングクと何かあった？』
やっぱり……気付いてたんだ。
『ちょっと喧嘩してジョングク機嫌悪いの。
ごめんね、話せなくて。』
ユンギ君の背中をトントンと叩いて紙を渡す。
そうすれば、ユンギ君はペンを取って何かを書いた。
その後はまた後ろ手で私の机に紙を置く。
『ずっとジョングクがAにベタベタしてるから妬いたんだけど。』
「……っ！」
ユンギ君からの手紙に顔が赤くなるのが分かる。
ユンギ君を後ろから見るけど、本人は授業の板書を書き写してる。
『私が好きなのはユンギ君だよ。』
そう書いてユンギ君に渡すと、私は恥ずかしくなって先生に顔を向けた。
追い付いてない板書を書き写す。
……けど、チラッとユンギ君のほうを見たら、耳が赤くなっていた。
「あっ、ヤバい。
お前らごめん、課題用のプリント持ってくるの忘れたからちょっと待ってて。」
授業終了15分前、先生はそう言うと教室を出た。
こっから職員室までは遠いから、もう今日の授業は終わりだろうな。
先生がいなくなった瞬間、皆話はじめて教室はざわざわする。
ジョングクは寝てるけど。
すると、ユンギ君は私の方を向いてきた。
「A、今さらだけどおはよ。」
「おはよっ……
ごめんね、今日挨拶すらできなくて。」
「別に大丈夫。さっきのアレ、嬉しかったし……。」
視線を下に向けて笑うユンギ君。相変わらず耳は真っ赤だ。
けど、私も多分真っ赤だ。
「Aってさ、家どこら辺なの……？」
「私は某団町だよ。
ユンギ君も確か近くだよね？朝見かけたことあるし……。」
「うん、近所。」
やっぱり近所なんだ。そう思ったら何か嬉しい。
「……夜、会いたいとか言ったら……困る？」
その言葉に目を見開くけど、私はすぐに首を横にふった。
「私も会いたい……。」
「え、まじでいいの？」
頷けば、ユンギ君は歯茎を出してにこりと笑った。
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あお(プロフ) - パスワード教えて下さるととっても嬉しいです！2の片割れじょんぐくも楽しみです！ (2020年8月24日 13時) (
レス) id: a4e0d9fce2 (このIDを非表示/違反報告)
R(プロフ) - パスワード教えて下さると嬉しいです！更新頑張ってください！ (2020年8月21日 1時) (レス) id: 6721bb2d67 (このIDを非表示/違反報告)
ツウィのお耳であり、ジミンのほっぺた(プロフ) - パスワードロックかかってて2の方読めませんでした、スランプぬけたらパスワード教えてくださると幸いです (2020年8月18日 8時) (レス) id: 6930d20808 (このIDを非表示/違反報告)
ミナモモ大好き(プロフ) - パスワードロックかかって見れないです(´；ω；｀)作者さん教えてください！ (2020年8月16日 12時) (レス) id: 34efac07ef (このIDを非表示/違反報告)
グクサランへ(プロフ) - 2の方パスワードロックかかってて見れなかったです泣 (2020年8月16日 0時) (レス) id: 86ad4aa3a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Olivia S | 作成日時：2020年4月30日 8時
