おらだばダメだが？ ページ11
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スポーツ選手は他の種目の人と関わりがありそうでなかったりすることが多い。
だから、私がどうして目の前の氷の上で滑る彼と仲良くなったのかは覚えてない
『今の、軸がずれてた』
羽生「わかってる」
『疲れが見えるから一回休んだら』
羽生「ん」
タオルとドリンクをわたし、今度は私がリンクを滑る。
スケートを滑る感じで私が走ることができたら、ラインから出そうなボールにも相手の方がひと足先に追いつきそうなボールにも届くのだろうか。
ただ、嗜む程度の私にはジャンプなんて飛べたもんじゃない
羽生「どうして体の芯がそんなにぶれないんだよ」
『相手からぶつかってこられるのなんか日常茶飯事だから小さい頃から訓練してるの』
羽生「流石、女帝だわ
まだ、20代前半だろ......ヤバいわ」
『結弦くんだってなんちゃらプリンスって話題じゃない』
大会があるたびに“氷上のプリンス”や怪我したら“手負いのプリンス”などと上手いでしょと言わんばかりに雑誌につけられたキャッチコピー
私がお姫様だったらこんなもやしみたいな男はごめんだけど
羽生「俺のニュースとかも見ててくれたんだ」
『ニュースやスポーツ雑誌は一通り知っておきたいし結弦くんは友達だから気になるでしょ』
羽生「ふふ、ありがとう
サッカーと田中碧にしか目がないと言われるAからそう言われるのは嬉しいよ」
『あながち間違ってないのが悔しい』
この世から、サッカーが消えたら私が私じゃなくなってしまう
田中碧は、もう私の一部だ
羽生「アッ、そこ」
『ヘッア゛ッ』
羽生「危ない...よ」
『イッター言うの遅いんだけど』
溝にはまって転けてしまった。
少しは、悪いと思ったのか休憩をやめて座っている私の元まで滑ってきてくれた
優しいのよね、一応
羽生「はい、手」
『ありがと』
羽生「よっと、怪我は」
『ないけど...ここに一般の人っていないよね』
羽生「職員の人が仕事してるくらいだけど、どうかした」
『気にしないで』
たった一瞬だけど、誰かに見られている気がした。
サポーターのキラキラしためではなく出世とか嫉妬みたいなドス黒い視線
結弦くんは感じなかったみたいだし最近思い詰めているせいで気が狂っているのだろう
しっかりと休もう
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cielo(プロフ) - guppy __さん» ありがとうございます。これから波瀾万丈な展開になると思うので楽しみに待っていてください (2022年12月30日 20時) (
レス) id: b3bd547ceb (このIDを非表示/違反報告)
guppy __(プロフ) - 兄という設定がまたいい、、、！！血縁！！これからも更新楽しみにしてます🥺🤍 (2022年12月28日 23時) (レス) @page9 id: 176c8baa35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cielo
| 作成日時：2022年12月19日 23時
