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えぇ・・・夫婦は女子たちの可愛い歓声に包まれながら歩いていた。
いや、Aは歩いてはいない
Aのことが愛おしすぎて仕方ないテヒョンは駅に近づいてもAを起こすことができなかったのである。
そして、とった策が横抱きをしてとりあえず予約した着物屋さんに行くということであった。
Aの荷物がカメラと財布とスマホしか入ってない鞄だけだったったからこの策がとれたのである。
ちなみにテヒョンのカバンの中には単行本と財布、スマホが入っておりテヒョンは別でカメラを持っていた。
ザ・観光客なのである
周りの人たちもキャーキャー言うものもマナーがあるのが口を押えAを起こさないようにしている
人に恵まれた夫婦である。
そしてついに着物屋についた
TH「キムです」
「あらまぁ本物じゃない
んじゃぁその腕の中にいるのが噂の奥様？」
TH「はい。
昨日仕事で疲れちゃってたみたいで」
「綺麗な顔ね
メイクする必要がない子じゃない」
TH「ガッツリはしなくて大丈夫です」
「とりあえず頼まれていたもの用意してあるから・・・昔と採寸は変わってないですよね」
TH「・・・胸が大きくなったと思います」
チョッと目をそらしながら答える。
まぁ夫婦である。
そういうことをするのである。
男である。
そこに目が行ってしまうのである。
けっして変態ではない
「元々ちょっと大きめに作ってあるから大丈夫。」
TH「ありがとうございます」
実はキム・テヒョン。
いつの日か２人で京都に旅行に来ようと昔から考えていたのである
で、その昔、いつ行くかわからないのに京都にある着物屋に電話をして着物を作ってもらったのだ。
TH「A起きて、A？」
ほっぺをツンツンとしながら起こす
その様子を隠れながら見るお店の人たち
TH「A・・・Aちゃん
ん〜・・・締め切り今日なんでしょ早く起きなきゃ」
『締め切り⁉』
TH「おはよ」
『締め切りって何？
ここどこ』
TH「締め切りは嘘でここは着物屋さん。
お店の方は準備できているから着替えておいで」
『エッ』
「はい、奥さんコッチね」
うんともすんとも言うことができずお店の人に連れてかれた。
何も分からないことよりも怖いものは無いのである
そして、テヒョンも衣装チェンジに入っていった。
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cielo(プロフ) - みゆきさん» ありがとうございます。 (2022年3月17日 12時) (
レス) id: 9dc857b850 (このIDを非表示/違反報告)
みゆき(プロフ) - いつも楽しくお話拝見させて頂いてますTwitterフォローさせて下さい宜しくお願いします (2022年3月15日 21時) (レス) @page29 id: 33b6e6a7a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cielo
| 作成日時：2021年11月14日 17時
