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3人の間には変な空気が流れていた。



キム・Aは仕事に集中して資料にメモを書きまくっている。
キム・テヒョンはただならぬ空気感に気分を悪くしているのか顔色が悪く。
担当編集者兼マネージャのミンさんはテヒョンに対して警戒心丸出しの威嚇を表していた。


こういう現場のことを修羅場とでもいうのだろうか






MG「テヒョンさんも日本に一緒に来られるんですか」



TH「そうしたいなって思ってるんですがダメですか」



MG「いえ、まさか」



『色々と手配よろしくお願いします』



MG「その予定でとってあるから大丈夫です」



『ありがとうございます』






まぁ昨日の今日だからこうなるのは当たり前だろう


ちなみに、Aの方は特に気にしておらず仕事モードってやつである。
如何踏み切ったらいいか迷っているのが他の2人である。






『日本で初めて顔出すとか心配だな』



TH「十分Aは綺麗だし心配することじゃないよ」



MG「男じゃない限りあぁいう小説書いていても何とも言われませんよ
流石に前作の終わり方のせいで色々言われるかもしれませんが」



『何度も言うけれどアレがベストだったのよ』






苦笑いが部屋に響く。





MG「まぁ少しは悪く言われるのは心にしておいた方がいいと思う。
テヒョンさんのファンの人たちは相手がAちゃんだとわかっているわけで多少誹謗中傷とかが来ると思うから」



TH「ごめん」



『・・・全然』



MG「テヒョンさんもこれは謝ることではありませんよ
そういうファンがいるのはテヒョンさんのことを心の底から応援してくださってるってことですから」



『できれば誹謗中傷もしないことが一番だけれどね』






この人たちは誹謗中傷も人権侵害だということをわかっていながらこういう発言をしている。
方向によってはメンタル鋼なのである





MG「そういう面を含めて警備はしっかりとしていますから」



『じゃなくても警備はしっかりしないとね』



MG「ただでさえ昨夜の配信でファンの子たちは舞い上がってると思うから・・・Aちゃんが本名で活動してなかったらヤバかったけれどそういうわけではないし惚気ってことで終わってよかったよ」



TH「その件については僕も雰囲気に酔って」



MG「あまりアウトな発言はなかったからいいよ
次はないけれどね」






その人ごとでテヒョンの顔色はだんだんと良くなっていった。
次はないっという言葉を胸に大きく刻んだのだろう。

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cielo(プロフ) - みゆきさん» ありがとうございます。 (2022年3月17日 12時) (レス) id: 9dc857b850 (このIDを非表示/違反報告)
みゆき(プロフ) - いつも楽しくお話拝見させて頂いてますTwitterフォローさせて下さい宜しくお願いします (2022年3月15日 21時) (レス) @page29 id: 33b6e6a7a5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:cielo | 作成日時:2021年11月14日 17時

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