JK ページ1
U「長い名前ねぇ。おじさんってネーミングセンスないんじゃないの？」
JK「薄々気づいてただろ。何を今更。」
2人で向かったのはまだ入ったことがない練習室。
というのも。
「「おはようございます！TXTです！」」
後輩グループの場所だからだ。
「お久しぶりです。
今日はよろしくお願いします。」
U「わ〜チョンさん、久しぶり！
すっかりマネージャーが板についてるね」
「ありがとうございます。では任せました！」
部屋を出て行く彼女を見送ると、熱い視線を感じた。
U「あ〜、、じゃあ自己紹介してもらおうかな？」
初々しい紹介を受けた後、本題に入る。
デビュー曲を一足先に披露してもらって評価する。
U「弟分、のプレッシャーは大きいと思う。
打ち勝てと言うつもりはないよ。
そんなものからは早く逃げてね。」
俺たちに襲いかかってきた現実からの言葉だろう。
後輩たちが真剣に受け止めている。
U「ほら、あんたもなんか言いなさいよ。
ごめんなさいね〜、うちの子こんなで。」
JK「何キャラだよ。」
少し空気が和んだ。
JK「えっと、、。
自分らしくいる事、好きなものは好きだという気持ち、尊敬する気持ちを忘れずに。」
ダンスや歌のアドバイスをして部屋を出た。
JK「俺たちが先輩なんて考えられないよな。」
U「だね。どうだった？」
JK「何か、寂しくなったわ。」
自分たちの成長や、これまで過ごした年月を振り返ってみて着陸点が見えてしまった気がした。
U「気にしなくていいんじゃない？
あとね、これだけは覚えておきな。」
アンタはいつまで経っても末っ子だから。
JK「懐かしいな。皮肉？」
U「お好きなように捉えて。」
先に歩いて行ったのもあの日と同じだった。
JK「変わらないものってあるんだな。」
何となくぼやいたことが聞こえていたらしい。
いつもと同じセリフに思わず笑った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1153人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アイラ(プロフ) - クルトンさんが書くBTS大好きです！こんなに素敵な作品に出会わせて下さってありがとうございます！！ (2020年4月19日 0時) (
レス) id: 4511a0796f (このIDを非表示/違反報告)
セジョン - 更新しないんですか？？すごく大好きな作品なので更新待ってます！頑張ってください！ (2019年8月26日 14時) (レス) id: 44ec899a38 (このIDを非表示/違反報告)
mao(プロフ) - もう、めっちゃ面白いです！！これからも更新頑張ってください！好きです← (2019年2月16日 23時) (レス) id: 4781665a2e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：クルトン | 作成日時：2018年11月28日 23時
