JK ページ30
以前、私は涙が出ない、と話していたAの過去は想像していたものより辛く、苦しかった。
話し終えてすぐ、周りを見渡したコイツは困ったように笑った。
U「あ〜、だから言いたくなかったんです。
皆さんを泣かせてしまいましたね。」
TH「A。ごめん。そんな事知らずに沢山傷つけた。」
JH「俺も。」
ヒョンが謝るのを見てアイツは
U「私はまだ涙が出ないみたいです。
だからオッパが代わりにたくさん流してくれると嬉しいんだけど。」
そういってハンカチを取り出した。
SG「力になれなくてごめん。14歳だったお前に背負わせるには重すぎた」
U「いや、本当は事故直後に言おうと思ったんです。
でも当時練習生だったから同情を買うだけだと思って。実力でメンバー入りしたかったから。」
JM「それを聞くと何だか情けない。お前の実力に嫉妬してばかりいたから。」
ヒョンの言葉にハッとさせられた。
練習生の頃の自分が恥ずかしい。
U「私に残っているのはメンバーとスタッフさんとARMYの皆さんだけです。これからもよろしくお願いします。」
その一言でライブは終了。
デビューした頃、こっそり教えてくれたタトゥーは彼女自身だったのだと思う。
群れを作らないで独りで生きるクジラ。
舞台裏でも大号泣する僕らを見てアイツはまた笑った。
U「今決めました。実家に帰ってみようと思います。
だから着いてきてほしい。」
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クルトン(プロフ) - ももさん» ありがとうございます！これからもお付き合いくださいね(^^) (2019年1月17日 19時) (
レス) id: c28f946ff1 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - とっても面白いです。更新頑張ってください！ (2019年1月14日 15時) (レス) id: b873ccb9fb (このIDを非表示/違反報告)
クルトン(プロフ) - 海月さん» わ〜ありがとうございます！これからもお付き合いくださいね (2019年1月3日 20時) (レス) id: c28f946ff1 (このIDを非表示/違反報告)
海月(プロフ) - 初コメ失礼します！占ツクの作品の中で一番ってぐらいこの小説大好きで伝えたくなりました、突然すいません(>_<)これからも楽しく読ませて頂きます、更新がんばってください(＾∇＾) (2019年1月3日 20時) (レス) id: 317105cb13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クルトン | 作成日時：2018年11月24日 13時
