検索窓
今日:2 hit、昨日:13 hit、合計:689,987 hit

JH ページ45

ハプニングは一度で終わってくれないらしい。






公演中、俺のソロの途中で音響に不調が出た。

突然の事にパニックになってしまったもののARMYが合唱してくれたおかげで最後まで歌いきれた。


その後は何も支障なくいったように思えた。




AWAKEの後、Aのソロ曲Fig。

途中で鳴る効果音との掛け合い、そしてベッドを使ったパフォーマンスをする予定だったのだけれど




まさかの最初から音が出ない。
スタンバイしても始まらない状況にARMYは戸惑っていた。


Aはベットに寝転んでいたのだけれどすっと起き上がりアカペラで歌い出した。



そして、ヒールを脱いでステージ中央へ。

元々バラードだけれど更にゆっくり、文節で区切るみたい歌って時間を稼いでいるらしい。



いつもならこの辺りでベッドパフォーマンスをするのだが、ベットとは真逆の場所にいる。

待機していたダンサーさん達は出ていくタイミングを見計らっていた。





サビに入るとAはコンテンポラリーダンスを始めた。勿論いつもの振り付けには全くない。





RM 「俺がやったら暴れるだけになりそうだ」

JH「多分俺でもそうなる」




精一杯時間を稼いでくれたおかげで音響設備の不備がはっきりしたらしい。


こちら側から合図を出すとAはラストシーンを飾るべく、ベットに寝転んだ。




仮面をつけた男がやってきてAの頬にキスをして出て行く。


そのあと彼女が涙を流すタイミングにだけ音響が追いついた。





アミボムを振ることを忘れ、ただ夢中になっていたARMY達の鳴り止まない拍手が成功を物語っていた。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




U 「あの時は凄く楽しかったです。

完璧を求めるのは悪いとは思わないけれど
ハプニングを楽しめるぐらいには余裕を持っていたいですね。」

と、後日彼女は笑って話した。

TH→←U



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (204 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
789人がお気に入り
設定タグ:BTS , 防弾少年団 , 紅一点
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

るまるま - 続編のパスワード教えて欲しいです (2018年12月18日 0時) (レス) id: 50e5c162d0 (このIDを非表示/違反報告)
クルトン(プロフ) - ∞椿∞さん» コメントありがとうございます!修正が終わったらロック外す予定です〜! (2018年12月17日 1時) (レス) id: c28f946ff1 (このIDを非表示/違反報告)
∞椿∞(プロフ) - いつも読ませてもらってます!めちゃくちゃ面白いです!続編のパスワード教えていただきたいです! (2018年12月17日 0時) (レス) id: 14aac8a19b (このIDを非表示/違反報告)
クルトン(プロフ) - モモさん» ありがとうございます。ヤバTいいですよね〜!めっちゃ好きなんですよ(笑)これからもお付き合いください! (2018年12月3日 18時) (レス) id: c28f946ff1 (このIDを非表示/違反報告)
モモ(プロフ) - 初めましてモモです!肩have a good dayの下りめっっちゃ好きです、私がジンペンで、ヤバTのゆるい歌詞が好きなので電車の中で口角上がりまくりでしたwww これからジンくんのこと考えるたびに肩have a good day永遠リピート確定です 応援してます〜! (2018年11月23日 17時) (レス) id: 5672985447 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:クルトン | 作成日時:2018年11月12日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。