15. ページ15
私が他の人と話している時テヒョンさんが私の声を呼ぶのが聞こえたから楽屋へと今、向かっている。
ミョンを連れて早歩きしていると後ろから
『おい、』
と言う気色の悪い声が聞こえた。
「テヌさん、私は貴方と付き合いたいなんて思いません。
もう近寄らないで下さい。」
テヌさん。
さんも付けたくないほど嫌いだ。
半年前くらいから私を付き纏って、うざいしキモい。
tn『あ？
じゃあ、金やるって言ったらどうする。』
何言ってんだよ、ばか。
金くらいお前より稼いでるって。
「お金は要らないです。
自分で十分稼げてます。」
tn『なら俺とお前の報道出して強制的に付き合う事にするからな。』
「事務所違うしYGの方が全然大きいので事務所に否定してもらえばいいだけだから。」
tn『お前さ、ガチで...』
そう言った後近寄ってくるのがわかった。
「嫌です！
近寄ってこないで下さい！！！」
そう言って走って逃げた。
面倒臭い事が起きたあとはヨンタンとミョンにでも癒されよ。
_２時間後_
私達の出番が終わって、楽屋でひと休み。
sn『Aオンニ、顔死んでるけど大丈夫？
もうちょいで休憩終わるよ。』
「あー、大丈夫大丈夫、テヌの野郎がまた絡んで来ただけだから。」
「ふぅーーー。」
深呼吸をしてスイッチを入れる。
今からはミュンAじゃなくてFloresのAだ。
ナムジャグルの時は無表情何も考えるな。
私達の名前が書いてある席に座り次のグルがステージに上がってくるのを待つ。
MC『次は防彈少年團、BTSです！！！』
『『『『『『きゃーーーー』』』』』』』
大きな悲鳴混じりの歓声と共に出て来たのはさっき会ったBTSの皆んなだった。
よりによって今回ステージにめっちゃ近い席だし。
この後BTSは数曲披露して、ステージ裏へ休みにいった。
そのあとすぐに私達、Floresの出番。
テヌのことは考えるな。
今からはアイドルなんだから察されたら、そこでおしまい。
今まで積み上げてきた物が全て崩れる。
ステージに立ってファン達に身守られ始めたその瞬間からパフォーマンスは始まる。
私のパフォーマンスが始まってから1分くらい経ったころ腰ら辺に踊りながら違和感を感じてふと見てみるとマイクが取れそうになっていた。
勿論、そんな簡単にヒョイっと取れる訳もなく、結局マイクは落ち、オーディオがイヤモニから聞こえなくなった。
やばい。
音程が取れない。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 309人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：TT | 作成日時：2021年10月24日 15時
