訳あり涙を恵んで【JK】 (ページ14)

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14.jk ページ14

POV;ジョングク

『いっただきまーす。』

そう言って大きな口に一般女性からしたら二口分くらいに量をすっぽり口に入れて、リスみたいにほっぺを膨らませてもぐもぐしてる。

th『へへ、一口大っきいよ！』

分かるよ、ヒョン、Aちゃんが美味しそうに食べてるとこ見て幸せなのは。

こんなに食べる子珍しいし、何より可愛いし。

でもそれを世界一幸せそうにするのはやめてくれないかなぁ。

『んふうんーんふう』

th『へぇ？なんて？もう一回言って？www』

更には口に含んでて喋れないのをばかにしてるし。

yg『本当仲良いな、あいつら。』

hs『な、付き合えばいいのに。』

え。

なんでみんなそんなこと言うんだよ。

分かるよ、彼らがお似合いな事くらい分かるって。

ビジュがずば抜けてるもんね。

でもやだって。

nj『グギ怖い怖い。』

jn『ｯﾋｯﾋｯﾋｯﾋｯﾋｯﾋ』

いつの間にかしかめっ面をしていたみたい。

『あ！
ミョン、待て...』

俺がボーッとしているとAちゃんの愛犬が俺の所へやってくきた。

真っ白な尻尾をふりふりさせながら楽しそうに俺を触ったり舐めたり。

th『あー、ほらミョンが行ったからヨンもグガのところ行った。』

PD『Aーメイク直しあるから来いよ。』
　

『あー、もう行かないと。ヨンタンバイバーイ。』

そう言ってAちゃんはミョンを抱えて出ていった。

俺たちの出番が来るまでテレビで彼女達がパフォーマンスするのを見てみるけど、流石トップグループ、ラップもボーカルもダンスもビジュも他のヨジャグループと比べ物にならないくらい、レベルが高い。

流石表情管理の天才と呼ばれてるだけあって、表現力もAちゃんはずば抜けて高い。

曲調はTWICEみたいなポップで本当にアイドルでいる事が好きなんだろうなとヒシヒシ伝わってくるほど、楽しそう。

あーあ。

気づいたら、Aちゃんのこと考えてた。

俺たちの出番も迫ってきてステージ裏へと移動する。

移動する途中ステージの近くに座ってるAちゃんが見えた。

見ててね、俺がパフォーマンスするとこ。

後10秒程でステージに上がると言う時ヒョンが一言言い捨てた。

th『ジョングガァ、
お前Aちゃんの事好きだろ。』

hs『テヒョンアマジで...』