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『わあ！たくさん装飾品が売られてる！いいなあ〜』
初めて外に出かけた時のようにならないよう、しっかりと大きなジョングクの手を握る
『ジョングク、どこいきたい？私はあそこと、あそことあそこと』
JK「お前が行きたいところに行けばいいよ」
まずそこな、と指をさしたところは私が一番いきたいところで、そういうことをしてくれるジョングクに顔が赤くなるのがわかった
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『じょんぐく、休憩しよう。歩きすぎて疲れちゃった』
朝からずっと歩いていたのでもうくたくた、祭りも終盤に向かい、真ん中の踊り場でたくさんの人たちが手を取り合って踊っている
JK「歩くの疲れたろ？もういい時間だし宿行くか。」
そう言って花壇に座っている私の手を引いて歩くジョングクの後ろをついていく。歩幅を私に合わせて歩いてくれる、そういうところが大好きだ
JK「ここ、俺んち」
『へえ、、、、、、、、へっ？』
JK「だから、ここ俺んち。俺のお母さんの方のおばあちゃんが経営してる宿」
といって指をさすのは、可愛いレンガ造りの大きな民家
『えっ、、待って。私今からおばあさまに会うの？何もお土産を持ってきてないのに失礼じゃない、買いに行かないと、』
JK「いいからいいから。あ、ただいまばあちゃん。Aだよ。」
本当にひどい！お邪魔するのに何も持っていないなんてとんだ非常識な女だと思われちゃう。緊張した面持ちで顔を上げると、どこかジョングクを思い出させるような、優しい笑顔の小さいおばあちゃんがいた。
「ジョングクおかえり。あら、可愛い子ねえ。ジョングクのフィアンセなのかしら？」
よろしくね、と握手を求められて、温かい気持ちになる。私は自分のおばあちゃんなんてどこにいるのか知らないし、そもそもいるのかもわからない
「ジョングク様とお付き合いさせていただいております、Aです。突然押しかけた上になにも持って来られずすみません。」
ジョングクの手を無意識にきつく握ってしまっていたのか、緊張を感じ取ったジョングクが面白そうに笑っている。むかつく。
「まあ！お付き合いしているのね！どうせジョングクが何も言わずに連れてきたんでしょう、かわいそうにねえ。お茶を出すから居間に座っといで」
笑った顔がジョングクにそっくりで、少し寂しい気持ちになった
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sss_ao(プロフ) - そらさん» ありがとうございます！おうち時間楽しめるように、少しですが更新したいと思います◎ (2020年5月3日 11時) (
レス) id: 2ecaab4718 (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - このお話大好きで更新を楽しみにしてました。外出出来ない今の癒しの時間です！ (2020年5月3日 10時) (レス) id: 450bdcddb7 (このIDを非表示/違反報告)
sss_ao(プロフ) - 萌さん» コメントありがとうございます！ありますよ〜！ (2019年5月21日 17時) (レス) id: 2ecaab4718 (このIDを非表示/違反報告)
萌(プロフ) - 番外編の続きはありますか？？ (2019年5月20日 21時) (レス) id: a6bdeae8aa (このIDを非表示/違反報告)
sss_ao(プロフ) - みーさん» みーさん！コメントありがとうございます（ ; ; ）次作も頑張りますので読んでくださると嬉しいです〜！！ (2019年4月22日 8時) (レス) id: 2ecaab4718 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まあ | 作成日時：2019年3月6日 18時
