4.アベンジャーズ ページ5
「協力感謝する。晴れて君たちはアベンジャーズだ。」
「乗り気にはなれないね。」
『命の危険はあるんですか?』
「あぁ、非常に危険な任務だ。しかし、強力な仲間もいる。こっちだ。」
長い長い廊下の先、フューリーが案内したのはとある1室。
あなたもピーターも黙って付いていく。
指紋認証の鍵のロックを解除したフューリーに案内され、ふたりは部屋に入る。
「みんな聞いてくれ。これでアベンジャーズが揃った。自己紹介を頼む」
そこにいたのは6人の男女。
「あーー…俺がする感じ?いいだろう。俺はピーター・クイル。宇宙ではスターロードって通り名で呼ばれてる。」
『知名度低いくせに』
「うるせえ。えーー、で、まぁトレジャーハンティングして生計立ててる無法者だ。よろしく。質問ある?」
すっと上がる手は、濃いブラウンの髪と髭をもつ男。
「宇宙の宝物ってどんなのがあるの?」
「あーーー、そうだな…例えば最近なら不思議な力をもつへんてこな石とか。対して地球と変わんないよ」
「へぇ、じゃあもう一つ要求。隣のかわい子ちゃんの紹介はまだ?」
ニヤニヤしながらあなたの方を向く男性。
微妙に気味の悪さを感じながら、あなたも自己紹介をする。
『あなた・スマイラー。この人…クイルの相棒で、コーヒー係です。よろしくお願いします』
すると、奥の眼鏡をかけた黒髪の男性が口を開く。
「ねぇ、コーヒー係ってどういう意味?」
「それ私も気になった」
横にいる赤髪の女性も同調する。
『えっと、クイルはコーヒーが好きで…もう何年も彼にコーヒーを煎れてるので。』
「こりゃあいい女房になるな。そう思わないかキャプテン?」
なぜか部屋の中で弓の手入れをしている男性が、隣の金髪の整った顔立ちの男性に話しかけた。
「あぁ、いつか彼女のコーヒーを飲んでみたいものだ。そんなことより二人とも、ようこそアベンジャーズへ。歓迎するよ」
6人分の拍手を受け、みんなと握手を交わした。
「じゃあ、僕達も自己紹介をしようか。」
と、さっきの金髪の男性がみんなに声をかけた。
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マドレーヌ(プロフ) - とてもおもしろいです!!大変だとは思いますが更新頑張ってください!応援してますp(^_^)q (2021年7月19日 1時) (レス) id: 912a5780dc (このIDを非表示/違反報告)
死神(プロフ) - 楽しみにしてます!更新頑張ってください! (2017年12月24日 7時) (レス) id: 123b92ed70 (このIDを非表示/違反報告)
影王琉那(プロフ) - ナターシャは、ブラック・ウィドーではなくブラック・ウィドウでは? (2016年11月30日 3時) (レス) id: 02f600d9b8 (このIDを非表示/違反報告)
目玉のおかん(プロフ) - リンゴ雨さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!更新はまばらですが応援よろしくお願いします。 (2016年8月18日 22時) (レス) id: ad0147821b (このIDを非表示/違反報告)
リンゴ雨(プロフ) - うああ!この作品、すごく好きになました!更新、とても楽しみに待ってます!! (2016年8月18日 18時) (レス) id: c5d41596ff (このIDを非表示/違反報告)
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