・夢か現実か ページ6
スヨンねえA、まだ用事かかりそう?
スヨン私もうコンビニ着いたんだけど!
スヨン全然グクらしき人なんていないし(;;)
スヨン一応駅まで来てみたけど人多すぎ。もう帰るよ?
スヨンA何してるのよ(`o´ )
スヨンからの大量のカトク。
1人にしちゃって申し訳ないけど今は返す暇なんてない。
なぜなら...
「ん？どうかした？」
そう。今私の前には、みんなが血眼になって探しているであろう大人気アイドルがいるんだから...。
「うちの子はねえ、そりゃあいつもアイドルばっかりで
こんなイケメンがお兄ちゃんになるなんて良かったわね！A！」
「は、はあ...。」
そう言って私の肩をバンバン叩いてくるお母さん。
やめてよ...何だか恥ずかしいし私の推しは違う人なんだから...。
「そっか。それは嬉しいなあ。どのグループが好きなの？」
「え、えっと...E「コホンッ」
急に脇腹をつつかれてお母さんの方を見ると
口パクで 「BTSでしょ！」って...。
しょうがないなあ...。ここは仲良くなるためにも
「えと、バンタンが好きです。はい。」
そう言うとパァっと効果音がつくほどの勢いで明るい笑顔になるジョングクさん。
グクってこんなキャラだった...？
「それでそれで？どのメンバーが好き？」
そう言われてもあんまり知らないしなあ。そういえば推しと顔が似てるって話題になってたメンバーが...
「テヒョンさん、ですかね？」
あれ.....？
あんなに嬉しそうだったジョングクさんは何だか怒ったような表情で
もしかして私
失敗した...？
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作者名：ぽよ | 作成日時：2021年4月10日 12時
