お義兄ちゃんは天才アイドル【JK】 (ページ4)

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・お義兄ちゃんは？ページ4

「いらっしゃい！」

お母さんがドアを開けるとそこに居たのは中年のおじさんと...それだけ？

「お、その子がAちゃん？

初めましてチョンジョンウです。」

「あ、Aです、こちらこそよろしくお願いします...。」

いきなり話しかけられて戸惑ってしまったけど、なんだか優しそうなおじさんで良かったなあ。

なんて思いながら部屋に入った。

私がキッチンでお茶を入れて行くと、リビングで楽しそうに話している2人。

お母さんも幸せそうで本当に良かったなあ...。

そう言えばお兄ちゃんはどうしたんだろう、と思っていると

「あれ、息子さんはどうしたの？」

「何だか車に忘れ物したみたいでね、もうすぐ来るはずなんだがなあ...。

ところでAちゃん、アイドルに興味あったりする？」

「ひゃい！あ... 好きです...。」

いきなりの質問にテンパって噛んでしまった...恥ずかし...。

「そうかそうか。じゃあきっと驚くだろうなあ！」

そう言ってニヤニヤしはじめるおじさん。

え、もしかしてもしかして。推しだったりする...！？

内心ワクワクしながらもおじさんと話を続けていると

ピンポーン

「お、やっと来たか。」