【ハイキュー×黒バス】無表情なパーカー少女は歌い手さん！？ (ページ9)

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No.６会った場所と歌い手生命ページ9

現時刻 AM 7:55

いつもより早い時間の学校体育館からは運動部の声が聞こえる。

此所は体育館へ通じる渡り廊下の前。
昨日、トサカとプリンうんん、あっぷるぱいに会った場所。

『やっぱり無いなぁ～』

誰かが拾ってくれたのかな？なんて考え仕方なく教室へ戻ろうとする

「…っあ、居た。」

『へ？って…あ、』

そこに居たのは制服が少し乱れた
昨日あったばかりのあっぷるぱいでした。
「あ、えっと…その昨日、これ落として行ったよ。」

はい。と差しされた物は見紛う事なき
私の生徒手帳

『あ、すみません。
ありがとうございます。』

「入学早々こんなの落としちゃダメだよ？」

『あ、はい。
わざわざ届けてもらってすみません。』

「ねぇ、東大路さん。聞きたいことあるんだけど…良い？」

「えっ？」と声が漏れる。
何で、名前を？そう思ったのを察したのか
「…あ、ごめん。生徒手帳の名前、確認させてもらったよ。
おれは、孤爪研磨。２年だよ。」

声は少し震えていたけれど名前はちゃんと聞き取れた。

『孤爪…さんですね。東大路Aです』
「いきなりで悪いけど東大路さんは
歌い手ＥＡＳＴなの？」